| クラウドを利用した重要情報保管システム |
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複数のクラウド先に重要なデータを分散保管することにより、クラウドを利用するリスクを低減し、安心して利用できる新たなクラウドコンピューティングサービスの仕組みです。
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重要な機密情報や個人情報などを取り扱う企業や自治体、各種団体は、それらの情報を安全に管理・保管し、滅失・毀損に備えることが義務付けられています。しかし、万全な情報セキュリティを確保するためには、インターネットデータセンターに代表されるセキュアなサーバー環境を自前で設置・運用する必要があり、そうした費用は大きな負担となっています。この状況を受けて、インターネットを介して必要なアプリケーションやサーバー資源が提供されるクラウドコンピューティングサービスに注目が集まっており、霞が関クラウドや自治体クラウド構想がもちあがっています。しかし、クラウド上のサーバー資源を活用したい場合、クラウドサービス提供企業の各種トラブルや情報漏えいリスクを、利用者自身が具体的に回避する方法がないことが問題視されており、クラウド上に重要なデータを保管する事例は多くありませんでした。
《 クラウドコンピューティング利用時のセキュリティ上の課題 》
■不透明なクラウドベースのコンピュータ・リソースへ重要な機密データの制御を任せることへの不安
デジタルデータの保管は暗号化するだけで大丈夫か?
・ファイルを暗号化した鍵の管理が必要(どのファイルをどの鍵で暗号化したか)
・暗号化したデータが漏えいした場合の対策が必要
・暗号アルゴリズムの危殆化時、安全な暗号への移行が必要
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《 解決方法 》
◇考え方
・漏えいしても何の問題のないデジタルデータに変えてしまう
・管理すべき対象を、デジタルデータからICカードに替える
・デジタルデータの保管場所を代える
◇手法
・デジタルデータを複雑に分割
・分割した各デジタルデータを暗号化
・暗号鍵はICカードで管理
・暗号化した各デジタルデータは、二重化して異なる地域に分散保管
◇効果
・分割された個々のデジタルデータは、それ自体意味を成さないので安全
・管理コストが安い
・耐災害性が強い
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《 要素技術 》
■ファイル分割・分散保管の実装イメージ
-コンセプト説明図-
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■ファイル分割と暗号化についての実例
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《 サービス概要 》
当サービスは、データ分散保管システムTranC’ert DNA(トランザートディエヌエー)を利用しています。
「TranC'ertDNA」は、デジタルデータを分割し、暗号化した上で、複数のサーバーに分散して保管するソフトウェアです。例えば、ある1ファイルをA,B,Cに分割し、3台のサーバーにそれぞれ、「AとB」、「AとC」、「BとC」を保存するため、1台のサーバーからデータが漏洩しても元のファイルを復元することができません。一方、1台のサーバーが災害やトラブルに見舞われた場合でも、残る2台のサーバーが健在であればファイルを復元することができるため、安全で堅牢なデータ管理システムの構築が可能です。
クラウドに関する導入コンサルティング等を株式会社デジタル・メディア総合研究所が担当します。
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《 サービスの特長 》
■クラウドコンピューティングでサーバーの運営負荷を削減
データを分割するサーバーおよび分割されたデータを保管する各サーバーは、クラウドコンピューティング環境下に設置するため、利用者のシステム構築・運用業務負荷を軽減し、低コストで安全にデータを保管する体制を確立することができます。また、地震や水害などの天災の影響が少ない遠隔地にある保管サーバーを選択することで、費用対効果の点で今まで実現が難しかった耐災害性能をも高めることが期待できます。
■手軽に導入可能
SCMマイクロシステムズ・ジャパン株式会社が開発したTranC’ert DNAのアプリケーションを搭載したUSB型リーダーライター「@MAXXTMlite(アットマックスライト)」(*)をパソコンのUSBポートに差し込み、該当するファイルを選択するだけで、TranC'ertDNAを利用することができるよう操作性の向上を図りました。
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(*) @MAXXTMlite(アットマックスライト)は、SIMカード(ID-000)に対応したISO7816のスロットを搭載し、接触/非接触カード機能に加え、2GBのフラッシュメモリを併せ持つ多機能USBトークンタイプのカードリーダーです。C4、C8に接続対応のRFアンテナを実装しているため、非接触カードエミュレーションも可能です。また、フラッシュメモリ(標準2GB)を搭載しているため、アプリケーション等のインストーラやマニュアルをフラッシュメモリに格納でき、CD-ROM等の別メディアが不要となり、コンパクトなソリューション提供が可能となります。
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