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展覧会情報

第296回 デザイン 立花文穂

2011年03月04日(金)〜03月28日(月)

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まるで現代の技術革新を必死で追いかけながら、時代の流れに乗り遅れまいと日々やきもきする私たちを嘲笑うかのように、飄々と我が道を歩み続ける立花文穂。巷に溢れかえるデジタル然としたデザインとは一線を画す、自身の感性を頼りにひたすら手作業で創り上げられる独自の表現に、心から魅了されてしまったファンも多いと思います。
 2007年に創刊された、自身が「文字のはじまり」あるいは「美術、写真、(建築)、ことば、… さまざまな表現をぐちやつとまるめた紙塊」と称する『球体』でも、責任編集・アートディレクターとして独特の本の世界を編み出しています。
 そんな立花氏がgggで開催する個展に掲げたキーワードは「デザイン」そして「印刷物」。これまでに制作された数々の印刷物を、惜しげなく、飾ることなく、網羅します。
 コンピュータ/デジタル世代に対する反発のように、紙の質感や手作りのぬくもりが求められるようになって久しい昨今。そのような動向以前から変わらず、立花作品には作品ごとに異なる、微妙で繊細な美が潜んでいます。それを読み解くには、ゆっくり時間をかけて、じっくり眺めることが必要かもしれません。
 せせこましく流れていく都会の喧騒を忘れて、ものをつくるという行為の原点に立ち返らせてくれるような立花文穂のデザインに、どっぷり浸ってみてください。

会場

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
2011年3月4日(金)〜 3月28日(月)
〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル  tel.03.3571.5206
日曜・祝祭日休館 11:00a.m.−7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで)  入場無料

ギャラリートーク

日時 : 2011年3月19日(土)3:00-4:30p.m.
会場 : DNP銀座ビル3階ホール
出演 : 立花文穂、尾澤あずさ(ggg)
入場無料 要予約 先着70名
参加ご希望の方はギャラリーまでお申し込み下さい。
● 申し込み開始 : 2011年3月5日(土) 11:00amより

お問い合わせ:ギンザ・グラフィック・ギャラリー 尾澤 03.3571.5206



立花 文穂(たちばな ふみお):

1968年 広島県生まれ
1992年 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業
1994年 東京藝術大学大学院修士課程美術研究科終了

● 主な個展
1995年 「MADE IN U.S.A.」佐賀町エキジビットスペース(東京)
「橋/Brucke」P3 art and environment(東京)〈Angelik Riemerとのコラボレーション〉
1998年 「立花文穂 一九九八」オブスキュアギャラリー(東京)
2000年 「体(からだ)」ナディッフ(東京)
「クララ洋裁研究所」ナディッフ(東京)
2001年 「変体」ギャラリー360°(東京)
2002年 「立花文穂の活版」松屋銀座デザインギャラリー1953(東京)
2003年 「変々体々」ギャラリー360°(東京)
2004-08年 「SMTWTFS」東青山(東京)
2005年 「Q体」ギャラリー360°(東京)
2005-06年 「木のなかに森がみえる」SHISEIDO La Beaute(パリ)
2006年 「木のなかに森がみえる」東青山(東京)
2007年 「引体 または、また又変々体々」ギャラリー360°(東京)
2008年 「FUMIO TACHIBANA展」モラビアンギャラリー(ブルノ)
2009年 「口上/9体/球根/掌/父型/菊/図1/空なり/。/」ギャラリー360°(東京)
2010年 「草草」ANCHORET(広島)

● 主なグループ展
1997年 「Selections Winter‘97」The Drawing Center(ニューヨーク)
1999年 「東亜細亜・文字藝術・現在」書藝館(ソウル)
1999-00年 「Instllations by Asian Artists in Residence」Mattress Factory(ピッツバーグ)
2001年 「ACTIVE WIRE」Artsonje Center(ソウル)
2004年 「衣服の領域」武蔵野美術大学美術資料図書館(東京)、鹿児島県霧島アートの森(鹿児島)
2008年 「解きほぐすとき MOTマニュアル2008」東京都現代美術館(東京)
2011年 「風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」国立国際美術館(大阪)

● 受賞歴
1997年 東京タイプディレクターズクラブ‘96 -‘97会員金賞
2001年 第80回ニューヨークアートディレクターズクラブ(NYADC)金賞
2004年 第21回ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレグランプリ(チェコ)
2009年 東京タイプディレクターズクラブ 東京TDC賞

● アーティストブック(限定出版)
『紙々』バーナーブロス、1998年
『火々』バーナーブロス、1998年
『クララ洋裁研究所』バーナーブロス、2000年
『THE ARCHETYPE (P - 4.5)』立花文穂プロ.、2008年

● 作家によるブックデザイン、編集等
『FOIL』vol.3リトルモア、2008年[編集とデザイン]
伊勢克也『家について』立花文穂プロ.、2005年[編集とデザイン]
『球体』1号 - 4号、2007 - 09年[責任編集とアートディレクション]