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展覧会情報

DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展V LIFE 永井一正ポスター展

2013年09月14日(土)〜12月23日(月)

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 半世紀以上にわたり日本のグラフィックデザイン界の最前線で活躍を続ける永井一正氏より、ポスター、版画を中心とする代表作品の数々をDNP文化振興財団に寄贈いただき、2009年に“永井一正アーカイブ”としてCCGAに収蔵いたしました。今回の展覧会では4,000点におよぶこの貴重なコレクションの中から、LIFEをテーマにしたポスター作品139点を厳選して紹介いたします。
1980年代後半、抽象から具象へと劇的な変化を経て現在まで続く、主に動植物をモチーフとした「LIFE」を中心とするシリーズポスターの数々。みずみずしい創造力によって生み出されたこれらの作品群からは、かけがえのない命や自然への強いメッセージとともに、まさにあふれ出るような生命力(LIFE)を感じていただけることと思います。

■いのちの根源を見据え、さらに深い時代性を帯びるメッセージ


永井一正氏はデザインが果たす使命への確とした信念にもとづいて、海外からも熱いまなざしを注がれる清新な表現世界を半世紀余にわたって開拓し、わが国のグラフィズムを主導してきた。
 斯界の扇の要に位置するその永井氏が1980年代後半から、文字通りライフワークとして、デザイン史上例を見出しがたいほどのスケールで取り組んでいるのが、手描きによる有機的な形態を介した「LIFE」を中心とするシリーズである。想像上の生き物を含むさまざまな動物たちを主役にした、やさしさと情意あふれる自然讃歌。いのちの根源を見据える訴えは、地球環境との共生という全世界規模で緊要さを増す課題への真率なメッセージを内包していることで注目される。
 また、多彩を極める飽くなきこの探究(なんというヴァイタルでみずみずしい創造力だろう!)がポスター作品として結晶していることは、グラフィックデザインの原点であるポスターがそなえる社会性と文化性への、氏の信頼の揺るぎなさを証しているといえるだろう。
 3.11.東日本大震災を経て、私たちは生きてあることのかけがえのなさを再認識した。さらに深い時代性および象徴度をくわえる作品群と対話できることは無上の喜びである。
臼田捷治(デザインジャーナリスト)

会場

CCGA現代グラフィックアートセンター
〒962-0711 福島県須賀川市塩田宮田1
Tel. 0248-79-4811 Fax. 0248-79-4816
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開館時間

午前10:00〜午後5:00(入館は午後4:45まで)

休館日

月曜日(休日に当たる場合を除く)、休日の翌日(土・日・休日に当たる場合を除く)
会期前2013年9月9日(月)〜13日(金)は展示替え休館、
会期後2013年12月24日(火)〜2014年2月28日(金)は冬期休館

入館料

一般=300円/学生=200円
小学生以下と65才以上、および障がい者手帳をお持ちの方は無料

主催

公益財団法人DNP文化振興財団/CCGA現代グラフィックアートセンター