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展覧会情報

第15回 福田美蘭展

1999年03月06日(土)〜05月30日(日)

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1997年の「大竹伸朗展」に続き、国内の若手の現代美術作家に焦点をあてる企画展シリーズの第2回目として、わが国の新しい世代を代表するアーティストのひとり、福田美蘭を取り上げました。福田美蘭は、1980年代末に現代消費社会のさまざまなイメージの断片を組み合わせた絵画作品でデビューし、90年代に入ってからは、雑誌書籍やテレビを通してわれわれが親しんできた古今東西の美術から伝統的、通俗的なイメージやスタイルを借用した作品を作り続けています。彼女は、そうした作品を通じて、複製メディアを介した視覚体験と美術との関係や、美術をめぐる制度的な枠組みの所在を明らかにしてきたわけですが、「Prints」と題した本展では、現代の印刷や複製文化をテーマの中心に据え、著作権からクローンにいたるまで、印刷をめぐる幅広い問題をあつかった新作が発表されました。
なお、本展はCCGAと国立国際美術館との共同プロジェクトのかたちで企画され、CCGAでの開催ののち大阪に巡回しました。国立国際美術館での展示は、「福田美蘭 Retrospective」と題し、CCGAで発表された新作に加え、初期から現在にいたる代表作をほぼ網羅した回顧展となり、福田美蘭のこれまでの仕事を概観する貴重な機会となりました。