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第13回 主張する黒:タイラーグラフィックス・アーカイヴコレクション展Vol. 5

1998年05月30日(土)〜09月06日(日)

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さまざまな技法や素材の開発によって、あらゆる色彩を自由に扱うことが可能になった今日の視覚芸術においても、色彩を排した白黒のモノクロマチックな表現は大きな勢力として存在します。これは現代版画においても同様で、絵画に匹敵する豊かな色彩の作品が生み出されるいっぽう、伝統的な黒の単色刷りや黒を基調にした作品が依然として多く作られています。こうした作品がもつ魅力のひとつに、黒1色で刷られた版画が発する私的な親密さを指摘することができます。つまり、会場芸術である絵画が華麗な色彩で自らのモニュメンタルな質を強調してきたのに対し、版画は黒を身にまとうことで、鑑賞者との間に私的な一対一の対話の場を用意してきたのです。また、過剰なほど色彩が氾濫する現代にあっては、荘厳さや聖性の象徴としての黒がもつ意味はますますその魅力を増しているとも言えます。
本展は、タイラーグラフィックス・アーカイブコレクションから、ジョセフ・アルバース、デイヴィッド・ホックニー、ロバート・マザウェル、ドナルド・サルタンなど計14作家による黒を主調色とした作品45点を展示。アーティストや技法の違いによって多彩な表情を見せる黒の魅力を探りました。

出品作家

アニ・アルバース
ジョセフ・アルバース
スタンリー・ボクサー
ヘレン・フランケンサーラー
マイケル・ハイザー
デイヴィッド・ホックニー
エルズワース・ケリー
ジョアン・ミッチェル
ロバート・マザウェル
ジョン・ニューマン
スティーヴン・ソーマン
フランク・ステラ
ドナルド・サルタン
ロバート・ラーウェイ・ザカニッチ