DNP LSI Design Co., Ltd.
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デジタルとは簡単に言うと、数値、文字、その他の情報を“1”と“0”を使って表したものです。
例えば、数字の3は“0101”と表すとか、文字の「あ」は“1001”と表すというように決めてやればいいのです。
そして、この決め方は実はどの様なものでもよいのですが、実際には、これらの文字や数値(10進数)を一度16進数に対応させ、さらにそれを2進数に直したものを使っています。それゆえ「コンピュータは2進数で計算している。」などと言われるのです。

コンピュータなどのIC(Integrated circuit)は基本的には論理回路から出来ています。
論理回路などと言うといかにも難しいもののように感じられますが、実はその中身はとても簡単なものです。そこで、まず次のような回路を考えます。
図1は小学生でも分かるような簡単な回路ですが基本的な論理回路の一つです。
スイッチAだけ、あるいは、スイッチBだけをONにしても電球Cは点灯しません。
そして、スイッチA、Bを両方ともONにしたときだけ電球Cは点灯します。
この様な回路をAND回路と言います。

そして、実際にはスイッチにMOSトランジスタ(Metal Oxide Semiconductor)というものを使います。
MOSトランジスタとは電界効果型トランジスタと言われるものです。
一言で、簡単にいうと、入力に高い電圧をかけると電流が流れる(スイッチON)、あるいは、その逆(スイッチOFF)になるトランジスタです。
さて、ここで前のAND回路についてもう一度考えてみます。
スイッチをMOSトランジスタにかえてみると右の図2のようになります。
MOSトランジスタは入力電圧の高さによってON、OFFします。

すなわち右図3では、入力A、Bの両方に“高い”電圧が加わると出力(電球)Cに“高い”電圧が加わり(点灯する)、それ以外では、“低い”電圧を出力する(消灯する)ようになっているのです。
以上をまとめると、AND回路とは入力がすべて“高い”電圧のときだけ“高い”電圧、それ以外では“低い”電圧を 出力する論理回路であると言えます。
さて、ここでさらに、“高い”を“1”、そして、“低い”を“0”と対応させてみれば、これは デジタルそのものになるのです。
以上が、AND回路についてのおおまかな説明ですが、 論理回路にはこの他に基本的回路としてOR回路(入力が 一つでも、“1”なら“1”が出力される)とNOT回路(入力と反対の出力をする。)とがあります。
ところで、現在、私たちのまわりには様々なデジタル回路を使った製品(電卓、パソコン、テレビ、自動車携帯電話等)があります。
実は、そのほとんどが、三つの単純な回路がたくさん集まって出来ているだけなのです。

ところで、回路はそのままつくると非常に大きなICになってしまうためこの設計図を縮小する必要があるのです。ところが、この作業はとても印刷の電子製版作業と似ているため、大日本印刷株式会社では、この作業を行っていたのです。
しかし、我々はこれだけではもの足りず、実際に自分たちの手で設計も行おうと言うことで、設計専門の会社として大日本マイクロソフトシステム株式会社を設立したのです。そして、10年目に入り、大日本LSIデザイン株式会社と社名を変更しました。現在は、大日本印刷グループ共通のDNPの文字に変更して"DNPエル・エス・アイ・デザイン"と社名を変更し、より充実した業務を行うのです。
さて、ここでもう少し具体的に設計業務について説明しましょう。
チップ(LSIの製品)が出来るまでを簡単に説明すると以下のようになります。

●システム設計
 どの様な製品を作るかを決める。
●論理・回路設計
 AND回路やOR回路を用いて論理回路を設計する。
●レイアウト
 論理回路から実際の配線を設計する。
●マスク製造
 チップの原版となるものを作る。
●LSI製造
●評価・測定

LSIがちゃんと動作するか仕様通りに性能がでているか確認します。
チップを作る設計を主に行っています。とくに最近では、論理設計に力を入れています。
論理設計とは一つの機能を持つシステムをANDやOR回路の組み合わせによって実現するもので、非常に創造的な面をもった仕事です。また、将来的にはシステム設計、すなわち、どの様な機能をもった製品を作るか、と言ったようなことも行っていくだろうと考えています。
DNP 株式会社DNPエル・エス・アイ・デザイン
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