印刷プロセスから見るDNPの技術

DNPは、当時の最先端技術であった活版印刷事業で創業して以来、印刷技術を応用・発展させることでさまざまな分野にビジネス領域を拡げてきました。現在の幅広い印刷事業を支えている、さまざまな技術を本の印刷プロセスを例に紹介します。

製本・加工を行う

複数のページが印刷された大きなシートをページが順になるように折り、重ねて綴じます。その後、余分な部分を断裁して、形を整えます。趣向を凝らした表紙をつける上製本などの場合は、本文の断裁の後でくるむこともあります。用途にあわせ、機能を持たせた形に加工します。

この印刷プロセスで
使われている技術
後加工技術

印刷後の製本など、各種加工を行う工程から派生。製品の使用目的や用途に合わせ、使い勝手のよいカタチに整える技術。製本、型抜き・組み立てなど、立体加工にはじまり、無菌充填など、システム開発にもつながっています。

  • 製本技術

    印刷した紙を本のカタチに整える技術。折り、綴じ、断裁を基本として、それぞれに各種方法がある。また、ポップアップや袋綴じなどの加工もある。

    ポップアップ絵本

  • 無菌充填技術

    無菌の環境下で食品や飲料などの内容物の充填を行う技術。熱殺菌などによる内容物への影響がなく、デリケートな風味をそのまま封止し、出荷することが可能となった。充填直前に試験管サイズのプリフォームをボトル成型するため、物流のコスト低減にも貢献している。

    無菌充填システム

  • プラスチック成型技術

    プラスチックをはじめとする樹脂製品を成形するための技術。自動車用の大型のものや液体の注ぎ口に使われる小型のものなど、さまざまなアイテムに対応している。

    バイク用スクリーン

  • ラミネート技術

    フィルム、金属、樹脂などを均一に貼り合わせる技術。用途に応じ、複数の機能性材料を貼り合わせることで高い性能を持たせることが可能。

    リチウムイオン電池用バッテリーパウチ

  • 転写技術

    材料を直接塗布するのではなく、別の基材に塗布したものをプラスチックやガラス、金属などに押しつけ、熱プレスなどにより文字や絵柄を写し取る技術。
    加飾フィルムとして幅広く利用されており、車の内装部材や容器などの意匠付与に使われている。

    加飾フィルムで再現された模様