美術動向というよりも美術館の動向ですが、気になる指定管理者制度の導入について、高松市の美術・博物館施設ではとりあえず今回は見送りという方向になっったようです。もちろん今後はどうなるか分かりません。この制度についてはすでに基本的な議論・意見は出てしまっていると思うので繰り返しませんが、結局単なる切捨て作業の一過程だったということにならないように、どうにかあがくだけですね。
それともうひとつ、全国あちこちで起こっていることでしょうが、市町村合併によって結果的に公立の美術・博物館施設が地域内に増える場合があります。高松でも4館増えました。それらの館どうしの調整は実際煩雑で大変ではありますが、逆にこれまで難しかった連携や分担ができる可能性もあるので、うまく組織できればと思っているものです。
それから今年は、美術でも展覧会でもないんですみませんが、THA BLUE HERBが出す予定の3枚目のアルバムを非常に楽しみにしています。あと、山口貴由「シグルイ」がただいま最高潮です。