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展覧会レビュー
村田真/原久子
10/29-11/23
小林孝亘「波打ち際で」
10/21〜11/15 西村画廊[東京]
小林孝亘「波打ち際で」
ビーチに寝そべる水着姿の男女を描いた油彩。前回の《小さな死》における眠る男女の延長かと思ったら、今回は彼の重要なモチーフである光を、絵のなかの人物が日光浴で採り込んでいるイメージなのだという。なるほど、以前の「こもれび」のように光をそのまま描くのでなく、日光浴という行為のなかに回収しているわけだ。
[10月29日(水) 村田真]
歴史の歴史/杉本博司展
10/20〜12/28 メゾンエルメス8階フォーラム[東京]
古墳時代の勾玉・銅矛から、天平時代の百万塔、鎌倉時代の火焔宝珠形舎利容器残欠、1920-30年代のティファニー社製の銀のコンパクトまで、ウッソーみたいな古美術コレクションを展示したり、自作とコラボレーションさせたりしている。杉本さんがニューヨークで古美術商をやってたことは知られているけど、今回はちょっと手の内を明かして奥深さをかいま見せたって感じ。でも杉本さんなら、まだこんなもんじゃないよっていうだろうなあ。
[10月29日(水) 村田真]
キリンアートアワード2002最優秀作品賞受賞記念展
「THE ARMS」 YOSHIHIKO SATOH EXHBITION

10/10〜11/9 KPOキリンプラザ[大阪]
いっぱいアームのついたギターの作品で、昨年のキリンアートアワードを取った佐藤好彦の受賞記念展。横に並んでいた複数のアームが、今回は丸く円形になって放射状にくっついていた。アンプが横についていたので、いっしょに観に行った中国のキュレーターが弦を触るとホントに鳴った。でも、監視の人に触るなと注意を受けた。実際に弾けるということを示すためにアンプに電源が入れて置いてあるだけなのだ、という説明だった(鳴らしたほうが楽しいのに〜)。シートが通常の6倍くらいの長さになったスクーターの、シートをあげるとスピーカーが内臓されており、3台のスクーターからこちらはちゃんと音が鳴っていた。
[10月29日(水) 原久子]
大竹竜太
10/18〜11/22 mori yu gallery[京都]
以前から要塞のような風景を描いていたが、より今回の出品作はその度合いが増している。これでは本当の要塞の絵だ。要塞の絵が描きたかったのだろうか。
[10月30日(木) 原久子]
 
Index
10/29-10/30
小林孝亘「波打ち際で」
歴史の歴史/杉本博司展
「THE ARMS」 YOSHIHIKO SATOH EXHBITION
大竹竜太
10/31
塩田千春展
クリストファー・ウィリアムス展
ジャン・ヌーベル展
建築の見える風景
牧谷光恵展
高田美沙
ヨハネス・イッテン ――造形芸術への道
11/1-11/3
金氏徹平
中村梨沙展
劉生と京都 「内なる美」を求めて
「メディア・ソケッツ〜多層なる創造圏」展
BOOGIE-WOOGIE WONDERLAND展
フィリップ・ドゥクフレ [ IRIS ]
ラファエル・ロサノ=ヘメル「アモーダル・サスペンション―飛びかう光のメッセージ」
11/7-11/8
大見世物
合田佐和子影像
キリンアートアワード2003
テイクアートコレクション2003
第18回平行芸術展
アトリエ圭内覧会
日本絵画に見る女性の躍動美――働く女、遊ぶ女
小山基彰「かぐのようながく」
11/9-11/16
AT HOME / NOT AT HOME ?
林功の世界展
アレクサンドラ・ヘイセカー展「サッフォーの本を焼く」
肉体のシュルレアリスム 舞踏家土方巽抄
バレエ・プレルジュカージュ 《ヘリコプター》《春の祭典》
ニブロール 「NO-TO」
stay with art
11/17-11/18
萬鉄五郎記念美術館
宮沢賢治記念館
第35回日展
あかり
11/20-11/23
佐竹邦彦 ポエティカウラ#1
中川一政の全貌(後期)
児嶋サコ repression
幻想と幻視



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