DNP Museum Information Japan - artscape
Museum Information Japan
Exhibition Information Japan
Recommendations
Exhibition Reviews
HOME
展覧会レビュー

村田真 原久子

ムラタ有子展「WINDFALL」
4/12〜5/10 ギャラリーSIDE2[東京]
 
 
ムラタ有子展「WINDFALL」
赤坂までチャリこいでムラタ有子の個展へ。今週はもうひとり、リアルトーキョーの村田優子ちゃんにも出会った。ムラタにはユウコが似合うんだろうか。ムラタ有子のほうは、雑誌の図版からイメージをいただいてシャカシャカっといい絵を描く。拙いけどそそられる作品。
[4月13日(土) 村田真]
top
第11回青木繁記念大賞公募展
4/13〜21 アクシスギャラリー[東京]
 
 
青木繁記念大賞公募展
赤坂から六本木へは上り坂。いい運動である。隠居じじいのエッセイか。青木繁記念大賞なんて初耳だが、もう11回も続いてるらしい。久留米の石橋美術館からの巡回。アクシスも石橋系だからね。受賞作家や入選作家に福岡県出身が多いのもそのため。ひとりも知らないけど。作品は具象画を中心に写真も混じっていて、なんだか安井賞展とVOCA展を足して水で薄めたような印象。
[4月13日(土) 村田真]
top
蔡國強の茶室 岡倉天心へのオマージュ
  5/25〜9/23(プレス・プレビュー 4/14) 彫刻の森美術館[箱根]
 
  6時起きして箱根へ。すでに1回目のお茶席がはじまっていた。「岡倉天心との対話」をテーマに蔡國強が既存の茶室そのものを彼の作品につくりあげた。庭に面した側の障子を取り払い、茶室の床の間に近い壁に庭から勅使河原宏監督の映画『利休』(1989)を投影。天気や太陽の位置によって壁に映し出される画像は濃く見えたり、亡霊のようにうっすら見えたりする。庭木に当てられた照明は片方からはマゼンダ、もう一方からは赤と緑。こちらも自然光のうつろいによって混じり合って色が変化する。武者小路千家の若宗匠千方可氏が亭主をつとめてお茶席が進められた。千氏がこの日のために選んだ取り合わせの妙がけっして目立つことはないが素晴らしかった。書院に開いて置かれた岡倉天心著作『The Book of Tea』も、憎い演出だった。利休の子孫である千さんとお茶との見えない関係や、時代を越えて今も脈々と流れる時間や空間。そしてこうした現代を生きる若い千さんとの出会い……などさまざまな事柄が蔡さんにエネルギーを与えていたようだ。
[4月14日(日) 原久子]
top
ium展
  4/15〜5/18 fujikawa gallery / next[大阪]
 
  「ルアー・バイ・イウム」というタイトルのついた個展。初日は本人のパフォーマンスがあるというので、さっそく出掛けてみる。声をつかったパフォーマンスは霊的でもあったが、バックを流れるサウンドとの調和を計算し尽くしたもののようでもあった。
[4月15日(月) 原久子]
top
KYOTO STYLE LAB.02 several sitations それぞれの状況
  4/15〜5/13 京都芸術センター
 
 

川瀬香林作品

井上裕美子作品
川瀬香林作品 井上裕美子作品
自分のルーツをたどるかのように家系図を袖にプリントした呉夏枝のチマチョゴリ。日常の身近な風景をプリントしたシャツやパンツ、ドレスをつくっているのは川瀬香林。20代前半の4人の作家をフィーチャ−した展覧会の出品作はいずれも衣服というカタチを用いている。さまざまな問題を抽象的なものに置き換えるより、衣服のカタチを借りることで、ダイレクトなつながりをもって見えてくる。
[4月17日(水) 原久子]
top
アサヒビール・アート・ワークショップ「青空茶会 大山崎茶藝」青空茶会 亭主 小石原剛
  4/19、4/20、5/17、5/18 アサヒビール大山崎山荘美術館 新館/庭内 橡之木茶屋[京都]
 
  美術館内では「人のかたち 〜ピカソ、モディリアーニ、ジャコメッティから現代の作家まで〜」展(3/19〜6/2)を開催している。そのかたわらの庭の東屋は長く開かずの間となっていたらしい。その小屋に入り組んだ壁が設けられ、400個の素焼きをほどこしたカップと、試験管に入った200種類のお茶の葉が掛けられていた。好きなお茶の葉をブレンドしてもOK。お湯を注いで、香りと器に染み込んでゆくお茶の色など、さまざまな空気や変化を楽しむ小石原剛のワークショップに参加。
[4月19日(金) 原久子]
top
伊藤利江展
4/19〜5/12 gm/graf[大阪]
 
  陶器でつくられた鳥が壁一面に群れをなして羽ばたいている。シックな色と質感。床に円を描いて並んでいる小鳥たちも微笑ましい。
[4月19日(金) 原久子]
top
ヴァチカン教皇庁図書館展
  4/23〜7/21 印刷博物館[東京]
 
 
ヴァチカン教皇庁図書館展
ヴァチカン教皇庁の図書館が所蔵する3世紀のパピルスから中世の写本、そして15世紀の活版印刷以降まで、聖書を中心とした書物を公開。かつて、少なくとも印刷黎明期までの書物は、単なる伝達メディアなどではなく、貴重な情報を満載した美術品だったことがわかる。しかし絵画と違うのは文字情報であることと、綴じてあること。だから書物は手にとってページをめくらなければ意味がなく、こうして展示したり鑑賞するにはきわめて不向きなメディアであることにあらためて気づかされる。しかも、出品された写本の約半分はファクシミリ版。ここらへんに美術品との扱いの違いが表われている。
[4月22日(月) 村田真]
top
   



ArtShopArchivesArt LinksArt Words
prev up next
E-mail: nmp@icc.dnp.co.jp
DAI NIPPON PRINTING Co., Ltd. 2002
アートスケープ/artscape は、大日本印刷株式会社の登録商標です。