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展覧会レビュー

村田真 原久子

小林孝亘展
4/2〜27 西村画廊[東京]
 
 
小林孝亘展
なんと人物。しかも全員眠っている。しかも顔以外はほとんどモノクローム。しかも全員ナマコみたいな唇をわずかに開けて、そこだけ見ていると気もち悪い。しかもほぼ完売状態。すごい。
[4月27日(土) 村田真]
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流麻二果展
4/8〜27 ギャルリー東京ユマニテ[東京]
 
 
流麻二果展
ちょっとクセのあるペインティング。筆づかいも色彩もいまひとつこなれてない感じだが、大化けしそうな気もする。壁の一面に掛けられているレースとペインティングをつなぎ合わせたインスタレーションのほうはもっと危ういが、ひょっとしたら掛軸や絵巻のように近代絵画を超える可能性をはらんでいるかもしれない。
[4月27日(土) 村田真]
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「関係」堀田裕子
  4/27〜5/1 UNDER×PUBLIC[大阪]
 
  壁と天井に縦長の画面の映像作品が投影されている。オプティカルなゆる〜い刺激に心地よくなるのが堀田裕子のビデオ作品「関係」。今日もやっぱりイイ感じだ。上映しているUNDER×PUBLICへは初めてきた。ギャラリーではなくてカフェなのかな、ここは。デザインやアートの本や雑誌がたくさん棚に並んでいて、なのにコーヒーは200円。大阪では近頃、オシャレなカフェにはアートはつきものらしい。
[4月27日(土) 原久子]
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野村和弘展
  4/8〜27 南天子画廊[東京]
 
  一方の壁には小さな白いタブローが3点。2点は近づけ、1点を離して掛けている。その表面には例の点々が打ってある。「例の点々」については前にも書いたので省略。今回のハイライトは、その反対側の壁に直接「例の点々」を拡大して5面も描いていること。タブローもよく見なければただの白い画面だが、壁のほうはもっとよく見なければ気がつかずに帰ってしまうところだ。この底意地の悪いサービス精神!
[4月27日(土) 村田真]
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マドハット・カケイ展
  4/22〜5/2 ギャラリイK
 
 
マドハット・カケイ展
ペインティングナイフで絵具を何層にも塗り込め、結果的にほとんどモノクローム絵画になっている。なんでもありの日本では、作者がイラク北部生まれのクルド人と聞いたところで見すごされてしまうだろう。
[4月27日(土) 村田真]
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堂本右美展
4/1〜5/11 ギャラリー小柳[東京]
 
  今日は結果的に絵画ばかり見ているが、これは本日の、いや今月のグランプリ。久々にペインティングを堪能したって感じですか。ピンボケの具象的イメージにハードエッジの記号のような形象を重ねる手法は、いかにもありがちなパターンだが、技術もセンスも気迫も凡百のペインターをはるかに凌駕している。9.11に触発されたとおぼしき1点は本当に輝いていた。
[4月27日(土) 村田真]
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手の好き間
  4/20〜6/23 メゾンエルメス8階フォーラム
 
  おっとこれは絵画ではなかった。近ごろの若いヤツには珍しく手仕事にこだわる須田悦弘と中村哲也の2人展。しかし単なる手工芸品ではなく、諧謔的で毒さえある。オッシャレーなメゾンエルメスにはぴったりかもしれない。帰りにエレベータに乗ろうとしたら、5階にヒルトン・マコニコとかいう人がプロデュースしたミュージアムがあるとの案内が出ている。「マコニコ」という名前が気に入ったので寄ろうと思ったら、なぜかエレベータは5階には止まらず、案内の人に聞いたら申込制で日時が指定され、いかにも限られた人にしかお見せしませんといわんばかりの態度。ケッ、なにさまのつもりだ!?
[4月27日(土) 村田真]
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C.A.P. ON !
  CAP HOUSE[神戸]
 
  5月1日からの公開準備作業に先駆け、メンバーやその教え子の高校生などもいっしょにペンキ塗り。みんな手も顔もすっかりペンキだらけに。5月25日(土)13:00〜17:00はオープニング記念パーティを催す予定。ぜひお越しください。
[4月28日(日) 原久子]
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