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展覧会レビュー

村田真

土泥礼讃展
9/5〜11/22 INAXギャラリー1[東京]
 
 
土泥礼讃展
建築や生活に関わる土と泥の話。隣のギャラリー2の金正逸展は偶然なのか、柔らかい泥が瞬時に固まってしまったような土の作品を展示している。
[11月14日(木) 村田真]
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  小川裕之展
  11/11〜16 ギャラリーQ[東京]
 
 
小川裕之展
チョコレートの包み紙を模したフォーマットに、この1年間に起こった事件の日付けとイメージを刷り込んだ版画作品。河原温のポップ版か。
[11月14日(木) 村田真]
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  SAEKO NODA
  11/11〜16 ギャラリイK[東京]
 
 
SAEKO NODA
花模様をびっしりと描いたパネルが数十枚。ひとつのモチーフを執拗に追いかける姿勢には、アウトサイダーアートのような強迫観念が感じられるが、別にやむにやまれずこればっかりを描いているわけではなさそうだ。でも展示のしかたが妙に偏っていて、個人的に本日のベスト3。
[11月14日(木) 村田真]
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コンスタンティン・メーリニコフの建築1920s-1930s
  10/19〜12/21 ギャラリー間[東京]
 
 
コンスタンティン・メーリニコフの建築
建築っぽくない建築模型が並ぶ。建築こそ最高の芸術だと信じていたメーリニコフは、革命後のソ連で、自分のスタイルを確立することも、手法を体系化することも、弟子や流派を形成することもせずに、つねにゼロからオリジナルな建築を生み出したという。たしかに模型を見るとてんでばらばらで、それが彼のオリジナリティらしい。でもそんなのありかね。ていうか、そんなこと可能かね。
[11月15日(金) 村田真]
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Green Library
11/9〜17 旧武蔵野市立中央図書館[東京]
 
 
Green Library

抜け殻になった図書館の書架や閲覧室を舞台にしたアートプロジェクト。最近このテの企画がやたら多く、しかも見てがっかりすることも多いのだが、これはコンセプトも場所の特性も作品もしっかり考えられていて好感をもてた。真っ白い本に参加者が書き込んだ世界に1部ずつしかない本、真っ暗な書庫に緑色に光る箱と流れる声、小説や詩の最初のフレーズを書き出した書、1冊の広辞苑を解体して並べたインスタレーションなど。
[11月16日(土) 村田真]

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  大村益三展
11/9〜12/22 FADsアートスペース[東京]
 
 
大村益三展
床をせり上げてその下に10個ほどの小部屋をつくり、はいつくばってのぞいてみると……これはおもしろい。大村益三、健在なり。
[11月16日(土) 村田真]
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キリンアートアワード2002受賞作品展
10/29〜11/30 キリンビール新川本社[東京]
 
 
キリンアートアワード2002受賞作品展
今年は去年のようなヘンリー・ダーガーばりの壊れたオヤジパワーが影をひそめ、全体に低調。最優秀作品賞の佐藤好彦の作品は、12本のギターをひとつにつなげたもの。よくできているが、ただそれだけ。壁と壁のあいだにジャイアント馬場を架橋した奨励賞の永井英男のほうが、まだおもしろい。11作品のうち過半数を映像が占めているのも、同展をつまらなくしている理由のひとつだろう。
[11月18日(月) 村田真]
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