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古伏脇司展 |
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2/3〜22 ギャラリーなつか［東京］ |
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古伏脇といえば漆。だが最近は漆を使いながらも、さまざまな造形的な冒険を繰り返している。今回はプロペラのついた箱。なぜ箱にプロペラなのかわからないが（フロイト的に心理分析すればおもしろいかも）、とにかくそこには漆が塗られているのだ。この造形的冒険への志向と漆という伝統技法が、はたしてどこまで並走していけるだろうか。
［2月5日（水） 村田真］ |
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白川昌生展「いただきます／ごちそうさま」 |
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2/1〜15 モリスギャラリー［東京］ |
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タイトルのごとく食べ物をテーマにした写真とインスタレーション。写真にはウンコや砂利、コンドームをかぶせたイワシをのせた皿が写っている。白川氏はどこまで行くつもりだろうか。
［2月5日（水） 村田真］ |
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島剛展 |
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1/10〜2/15 村松画廊［東京］ |
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人の背丈ほどもある巨大な有機形態のオブジェが数点。丸太の内部や表面を焼いて陶で型どったものだそうだ。その力強い異容とは裏腹にさっぱり意図が見えてこない。だからすごいともいえるが。
［2月5日（水） 村田真］ |
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室田美紀子展 |
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2/3〜8 exhibit LIVE［東京］ |
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壁に小さな窓があり、ブラインドの隙間から光がもれている。と思ったらここは地下、光源はライトボックスでした。奥にはステンレスのテーブルのうえに数十本の口紅が並んでいる。と思ったら先がピンクがかった弾丸でした。片隅には赤黒い血が飛び散っている。と思ったら赤い花飾りでした。
［2月5日（水） 村田真］ |
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木村貴子展 |
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2/3〜8 exhibit LIVE［東京］ |
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ネズミ、パンダ、ウサギ、クマ、ネコをキャラクターにしたグッズや印刷物を集め、それぞれのかたちに貼る。つまり、小さなネズミがたくさん集まって大きなネズミになっているわけだ。これは全体が部分に宿るというホログラムの原理であり、それをかわいいキャラクターで見せているところがいかにも芸大の優等生らしい。いや、優等生かどうか知らないけど、とにかくツカミどころを知ってますね。
［2月5日（水） 村田真］ |
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佐々木卓也展 |
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1/20〜2/8 東京画廊［東京］ |
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画廊に入ったら作者が出てきて、いきなりぼくの似顔絵を描き始めた。ものの1-2分でできた似顔絵はやや太りぎみのマヌケな中年男。がっかりしたけど、本人がそうは思ってない（思いたくない）特徴を容赦なく暴き出している点は見事。展示は、子宮の断面を立体化したオブジェや、イヌとワシの合体像、同じポーズの女性ばかりを描いた肖像画など多彩で楽しめる。
［2月5日（水） 村田真］ |
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トリックアート美術館 |
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［東京］ |
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にこちゃんとその母と高尾山に登った帰り、駅前にあったので寄ってみた。なぜか観光地によくあるんだな、このトリックアート美術館てのは。どうせ近くの造形大や多摩美の学生がバイトで描いたんだろう、古代エジプトをテーマにした迷路や泰西名画をダシにしたトリックにはいささかあきれるが、なかには「いったいどうなってんの？」と美術ジャーナリストの目をあざむくものもあって、意外と楽しめた。スタッフのねーちゃんがあれこれ説明してくれたり、ドリンクサービスもあったりして、「よけいなお世話」すれすれの奉仕の精神は、公立美術館も見習うべきかもしれない。
［2月8日（土） 村田真］ |
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Normart Project #2 中比良真子／みやじけいこ |
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2/8〜28 ノマルエディション・プロジェクトスペースCUBE
& LOFT［大阪］ |
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上：中比良真子作品
下：みやじけいこ作品 |
2回目となるノマル・プロジェクトは、若手作家の発掘・育成プログラムとしてはじまったものだ。今期はこれから9月までの間に断続的に5回に分けて10名を紹介してゆく。中比良にとってはこれが初個展。水の中に浮かぶ身体を、水を通して見たり、水面に映る揺れる身体が描かれていたりする。床まで白いペンキを塗っているために、こちらはプールの底に立って作品を見ているような具合だ。みやじの展示はLOFTで行なわれたが、窓や木といったそこに元からある要素をうまく取り入れた作品づくりをしている。模様の入ったガラスに直接シルクスクリーン印刷をほどこした作品は新しい試み。
［2月8日（土） 原久子］ |
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