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展覧会レビュー

村田真 原久子

  ブルース・ヨネモト展
3/28〜4/26 小山登美夫ギャラリー[東京]
 
  地球儀に開いた小さな穴をのぞくと古い映画の一場面が出てくる。のぞき込むという秘密めいた行為で自分だけの世界に入り込み、別世界に時間移動。
[3月29日(土) 原久子]
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リニューアル記念展
4/2〜30 gm/graf[大阪]
 
  人にも建物にも、勿論その土地にも歴史がある。gm(graf media)が5階から隣接するビルの1階に移転し、アートブックス&グッズ・ショップとバーをギャラリーに併設させた。新たな出発をしようとするスペースは、いったんその歴史を振り返る企画からはじまった。40年以上前に建てられた建物が建つまで、またこれまでどんなかたちで使用されてきたかなどを知ると急にすべての距離が近いものに思えてきた。
[4月1日(火) 原久子]
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村上三郎展
3/29〜4/26 ギャラリーKURANUKI[大阪]
 
 
村上三郎展 村上三郎展
初日には紙破りのパフォーマンスが村上三郎の子息・知彦氏によって執り行なわれた。この伝説の紙破りは、知彦氏が幼少時代に襖を破ったのを見て発想されたという。元祖によるパフォーマンスを見逃してしまった。過去のパフォーマンスをまとめたビデオは興味深く観た。
この展覧会は二重に張っていたキャンバスを1枚はがすと現われた未発表の絵画などを含めて約20点の作品で構成されていた。
[4月1日(火) 原久子]
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鴫剛bbもう一つの眼差し
4/3〜5/18 国立国際美術館[大阪]
 
 
鴫剛bbもう一つの眼差し 鴫剛bbもう一つの眼差し
「写真のように描いたものは絵ではない」と教師から告げられたことを反語的にとらえ、「写真のように描けば絵ではないものが描ける」という独自の論点で展開していった鴫の作品群。絵に描いたものを観てさらにもう1枚、そしてまたもう1枚と描かれた作品など。ふと村上隆の博士論文のタイトルにもある「意味の無意味」なんて言葉を思い出した。
[4月2日(火) 原久子]
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skart活動報告会
  4/2 remo[大阪]
 
 
skart活動報告会
ベオグラードから来日中のグループskartの主要メンバー2人による活動報告会。彼らは戦争と長い間向かい合って暮らしてきた。そんな状況下で建築家やアーティストの集団であるskartが何をやってきたのかが、スライドやビデオをまじえて語られた。とりわけ興味をひいたのはクーポン券で、幸福のクーポンなどいくつかの種類があった。
[4月2日(火) 原久子]
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坂口寛敏展
  3/14〜4/5 ギャラリーGAN[東京]
 
 
坂口寛敏展
会場をふたつに分け、手前の床にはワラ、向こうの床には炭や灰を敷きつめ、そのうえにカタツムリの殻が散らばっている。その境界には草の生えたプランター、壁には黄色い絵が2点ずつ、計6点。こう書き連ねたところで、なにがなんだかわからない。
[4月3日(木) 村田真]
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ランデヴープロジェクト「マイ・スウィート・ホーム」
  3/27〜4/14 スパイラルガーデン[東京]
 
 
ランデヴープロジェクト「マイ・スウィート・ホーム」
家をテーマにアーティストと企業がコラボレーションし、新しいライフスタイルを追求する展覧会らしい。中村哲也の「世界最速」っぽい風呂桶や洗面台が笑える。でもいちばんおもしろかったのは、江頭慎のハウスプロジェクト。ロンドンの建築学生に、拾ってきたゴミでシェルターをつくらせるというもの。廃品のリサイクルであり、都市生活者のサバイバルゲームであり、家の動産化である。
[4月3日(木) 村田真]
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野村和弘展
  3/31〜4/26 南天子画廊[東京]
 
 
野村和弘展
例の「点画」が3点と、初めて見る初期作品。「こ、これは……」と、身震いするほどわからない。小川稔さんという人がパンフレットでいろいろヒントを与えてくれるが、なんだかこの文章、まるで作者本人が書いたみたい。
[4月3日(木) 村田真]
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