セミナー参加レポート AB会議 ハッカソン

〜若年層がお酒を飲みたくなる(誘いたくなる)アプリの開発〜


2015年5月22〜24日、株式会社リクルートホールディングズが運営を行っている日本最大級のハッカソンイベントMashup Awardsの一つ「AB会議 ハッカソン」が開催されました。このイベントに、サービスデザイン・ラボの藤原が参加してきましたのでレポートします。

今回はアサヒビール株式会社と日経BP社が共同で運営するWEBメディア「カンパネラ」が主催し、「若年層がお酒を飲みたくなる(誘いたくなる)アプリ」をテーマに、参加者40名が3日間にかけてハッカソンに取り組みました。
最終的に8作品が発表され、私が参加したチームはスマートフォンアプリ「いつものPASS」を開発しました。飲食店を予約する際に、ファーストドリンクをカスタマイズし予約しておくことが出来るアプリです。
「いつものPASS」を利用すると、ファーストドリンクをカスタマイズし予約しておくことが出来る為、来店後マジックワードである「いつもの!」を言うと、カスタマイズしたファーストドリンクが出され、まるで常連のようにかっこつけられます。

apliImage アプリ画面

ここからは、私が参加したチームのワークの様子を紹介します。

■アイデア発想

まず、アイデア発想の材料となるキーワードを得る為、「はちのすボード」を用いて 「お酒を飲みたくなる」に関連したキーワードを発散させます。

IdeaBord はちのすボード

次に、本ハッカソンに提供された様々なサポート素材( API、デバイス、仮想サーバー等)の提供企業からの説明を聞き、機能を把握します。抽出・発散したキーワードと、サポート素材の機能を元に、アイデアを発想していきます。

IdeaSheet アイデアシート

参加者全員のアイデアを机の上に並べ、会場内を歩き回ることによって、全員のアイデアを把握します。アイデアを実現できる技術を持っているメンバーをリクルーティングしたり、自分が気に入ったアイデアや、似ているアイデアの人と組むことによって、チームを結成しました。結成したチームで「AB会議」を行い、アイデアのブラッシュアップを行いました。AB会議とは、実際にお酒を交えた食事会を開き、ブレーンストーミングを実施する「AB会議」というカンパネラ独自の手法です。

ABSession AB会議の様子

■プロトタイプ開発

私達が参加したチームでは、初めにプロトタイプの要求を決定しました。論点がずれたり繰り返しの議論を避ける為に、決定事項を直にスケッチブックに書くなどしてチームメンバー全員に見える形で明示しました。

IdeaOutput 決定した要件の掲示

チームメンバー内で、エンジニア、デザイナー、プレゼンターへ、役割を分担し、開発を進めていきました。

■発表会

チームごとに持ち時間5分で、開発したプロトタイプについて発表を行いました。テーマとの合致性、完成度、新規性の3つを基準に審査が行われました。私が参加したチームは、API提供企業である株式会社ぐるなびから「ぐるなび賞」を受賞しました。

Presentation 発表会の様子

■まとめ

本ハッカソンでは、3日間という短い期間でアイデア発想からプロトタイプ開発までを行う刺激的な経験をすることが出来ました。サービスデザイン・ラボでは今後もサービスアイデア発想から、プロトタイピングまで様々な研究活動を行っていきます。

(藤原)

(敬称略)