ワークショップ開催レポート

演技で発想するサービスアクティングアウト

Service Design Network Japan Conference

2013年5月11日(土)に開催されたService Design Network Japan Conference 2013にて、 私たちサービスデザイン・ラボは、「演技で発想するサービスアクティングアウト」というタイトルでワークショップを実施しました。

ワークショップで体験して頂いた内容は2つ。

1つ目は、Service Prototyping Lab (SPL)を使って、 演技(アクティングアウト)をしながらアイデア発想とプロトタイピングを繰り返すこと。

2つ目は、強制連想法を使って、自分の常識の枠を超えるジャンプしたアイデアを発想すること。

今回は、「ある金曜の夜、独り寂しく帰るOLを、ワクワクした夜にしてあげよう!」をテーマに、 参加者全員で一丸となって、様々なサービスアイデアを創出しました。

まずは、主人公であるOLが、心の中のモヤモヤを表現しながら、ある1日の生活を実演します。会社の中、電車の中、スーパーのお惣菜コーナー・レジ前、自宅と、 あらゆる生活シーンで、どんな体験をしているのか、またその時どんな感情を抱いているのかを参加者全員が共有します。いわゆる、ペルソナの共有です。

Service Design Network Japan Conference スーパーの店内での1シーン。特売のかぼちゃを目の前にして、
スマホでかぼちゃのレシピを検索しています

その後、主人公のOLがワクワクする生活を送れるアイデアを発想していきます。単にアイデアを発言するだけでなく、それぞれの生活シーンが映されたスクリーンの前で小道具を使いながらアドリブで演技します。 誰かのアイデアにさらにアイデアを加えたり、その場で紙や付箋にスケッチしたりすることで、アイデアを膨らませていきます。

Service Design Network Japan Conference ワクワクしたアイデアがたくさん出ます

Service Design Network Japan Conference 「同じ車両に乗っている独りぼっち同士を、
スマホと車内サイネージを利用して繋いであげる」
というアイデアを演技しています

発想が行き詰まったときは、日常のモノやコトをキーワード化したヒントカードからランダムに1枚選び、そのヒントから連想されるアイデアを考えます。視点を変えることで、ぶっ飛んだアイデアが発想できます。 もちろんここでも、演技を繰り返すことでアイデアを精緻化していきます。最後に、アイデアをペーパープロトタイピングによって具現化して、具体的なサービスのイメージを共有しました。

Service Design Network Japan Conference アイデアを簡易的なプロトタイプとして具現化しました

SPLを活用して演技によるアイデア発想とペーパープロトタイピングを繰り返すことで、早いサイクルでアイデアを精緻化できること、 また、ヒントカードを使った強制連想法を用いることで、自分の凝り固まった頭を柔軟にし、アイデアの幅を広げることができることを実感して、…頂けましたでしょうか?

参加者の皆様、ありがとうございました。

(敬称略)