イベント講演レポート

Recruit Media Techonology Lab.主催イベント

MTL勉強会 「UX Sketch」vol.11 ミートアップ

 4月28日(木)に株式会社リクルートホールディングスMedia Technology Lab.(以下MTL)が主宰するUX勉強会「UX Sketch vol.11 ミートアップ」が銀座にあるMTL Cafeで開催されました。テーマは「ミートアップ ~東京のUXシーンを牽引するイベントが一堂に集結!!~」ということで、DNPサービスデザイン・ラボと株式会社ロフトワークが発起人となって活動している「サービスデザイン倶楽部」が招待され、代表してDNP松尾がLT(ライトニングトーク)しました。


■イベント概要:「2015年はさまざまなUX系のイベントやコミュニティが増えました。ほかにどんなイベントがあるの?それはいつ?どこで?特徴は?」

 UXデザイナーを志す人たちにとって勉強の機会が増えると同時に、どこで何を学べるのかがわかりづらい環境になったのではないか、と今回のイベントの仕掛け人であるMedia Technology Lab.の松川氏。そこで「ミートアップ」をテーマに、東京で継続的に活動しているイベント主宰者10名と、その参加者を一堂に集め、主宰者からはイベントの概要・特徴、UX的なエッセンスをLTし、皆で対話する場が催されました。「乾杯!」の音頭でイベントがスタート。楽しい雰囲気でLTが始まりました。

uxsketch2016_01 会場MTL Cafeの様子


■発表内容(前半):サービスデザイン倶楽部=実践型で本質を学ぶ場

 サービスデザイン倶楽部とは、サービスデザインをテーマに組織や領域を越え有志のメンバーでともに学ぶ場です。これまでの活動として、シーズン1(2013年)では、サービスデザインの認知と理解を目的に“基本”の4ステップとツールを体験できるワークショップを開催し、シーズン2(2015年)では、“包括的な視点での人間中心設計(生活者とサービス提供者)”の本質を学ぶためにFabCafeのサービスを考えるワークショップを開催してきました。


■発表内容(後半):正しい問題を定義するのと同じぐらい“解き方のデザイン”も重要

 今回このイベントに集まった「サービスデザイン」や「UX」「HCD」「デザイン思考」等に関わる皆さん全員“広義のデザイナー”仲間(だと思っています)。今前提としてとらえている問題自体を疑って問題を再定義し、新しい事業や体験、サービス、アプリを創り続ける人たちです。

 広義のデザイナーとして日々活動しているなかで自身が感じたことですが、正しい問題を定義するのと同じくらい、その問題に合わせて答えを出すための“解き方をデザイン”することも重要です。昨今、その問題自体が複雑なのでハイブリットな解き方が求められています。 サービスデザイン・ラボでは、方法論(メソドロジー)の研究開発を行っています。次回サービスデザイン倶楽部を開催する際は、解き方をデザインする最新のエッセンスをさらに混ぜ込んでいきたいです。

uxsketch2016_02 LTの様子

所感

 今回ほかのUX系イベントのLTを聞き、サービスデザイン倶楽部の特徴であり、企画運営側が大切にしている点を改めて実感しました。それは、本を読んでWebで調べて人と話して勉強するのはもちろんですが、とにかく実際にデザインプロセスやツールを使ってみて、サービスデザインの特徴「体験価値?」「包括的な視点?」「共創?」の本質(=使えるところ)をつかむことです。本質をつかむことができれば、その後社内に持ち帰り社内用語に翻訳して関係者に伝えたり、ビジネスの現場で実践したりできると感じました。