株式会社世界文化社

新サービスコンセプトの創出

背景

株式会社世界文化社(以下、世界文化社)は、「家庭画報」や「Begin」などの女性誌、
男性誌に代表される出版事業を手掛けており、出版事業を通して培ってきた資産を活かして、新しい事業の立ち上げを目指しています。


取り組み

今回、世界文化社とDNPは、共創型サービスデザインのアプローチを取り入れて、新たな事業のサービスコンセプトを創出しました。
具体的には、サービスデザイン・ラボの独自手法であるOpen Experience Journey Design (OEJD) を使って、生活者の潜在的な欲求を描き、バックキャスティング型(未来を予測する上で、目標となる未来の成功シナリオを想定し、そのシナリオから遡って現在何をすべきかを考える思考法)で潜在的な欲求を叶える体験、そして体験を支えるサービスを
段階的に描きました。その後、サービスイメージを描くフェーズでは、アクティングアウト型のプロトタイピング手法Service Prototyping Lab (SPL)を活用し、生活者の潜在的な欲求をどのように叶えていくか、演技やペーパープロトタイピングを通して具現化・検証を行い、サービスコンセプトを精緻化しました。
私たちの共創型アプローチの特徴の一つは、多様な視点の融合です。今回も様々な参加者が集まることにより、新たな切り口のサービスコンセプトを創出しました。
また、サービスコンセプトと、その体験価値をよりわかりやすく伝えるため、ビデオプロトタイピング(アイディアのコンセプトと具体的な体験のストーリーを映像で伝えるプロトタイピング手法)を用いてコンセプトムービーを制作しました。

Service Design Club 共創ワークショップの様子

Service Design Club 創出したサービスコンセプトと体験価値を伝えるコンセプトムービーを制作

成果

共創ワークショップを通じて、世界文化社の強みとなる保有資産を活かした新規事業コンセプトを創出しました。クライアントへ取り組みの内容と創出した事業コンセプトを共有し、
生活者・サービス提供者両者にとっての価値を確認しました。現在、事業化に向けたプロトタイピング計画を進めています。

(敬称略)