山形大学 × 米沢栄養大学 × 大日本印刷

ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業サービスデザインプロジェクト
フェーズ2:サービスアイデアの創出

背景

 本プロジェクトは、「健康・栄養・有機エレクトロニクスの3つを柱とした女性にとって快適で豊かな未来の生活の実現」をテーマに、女性研究者が推進者となり、主体的に進めたい!と思う魅力的な共同テーマを創出し、実践していくことを目的としています。さらに、新たな手法(サービスデザイン)を使って生活者視点で研究やサービス・プロダクト開発を行う視座を養うことで女性研究者の研究力向上を目指しています。


プロジェクト概要(フェーズ2 2016年4月~2016年11月)

 フェーズ2では、『健康・栄養・有機エレクトロニクスを3つの柱とした、山形県の女性にとって快適で豊かな未来の生活』をテーマに、女性研究者たちが積極的に推進したいと思うサービスアイデアの創出を目指しました。徹底した生活者視点でプロトタイピングを実施しながらサービス体験を磨き、アイデアを創りあげました。フェーズ1からのメンバーに加え、有機エレクトロニクスの有識者や、大学職員の方、工学部の学生さんも新たに迎え、さらに多様なメンバーでアイディエーションを行いました。


プロジェクト詳細

STEP1:新サービスアイデアの領域を探索

 はじめに、今回の必須要件である「有機エレクトロニクス」技術についての理解をメンバー全員で深め、技術の新しい用途アイデアを考えました。さらに今回の対象者である、「山形県の女性のモヤモヤ」を収集し、ニーズと新たな用途アイデアをかけ合わせ、イノベーティブなサービスコンセプトを創出しました。

   

アイディエーションの様子アイディエーションの様子

サービスコンセプト発表の様子サービスコンセプト発表の様子

STEP2:ユーザーインタビューを通したアウトカムの発掘

 STEP1で発案したサービスコンセプトのターゲットユーザーに実際にインタビューを行い、インサイトの深掘りを行いました。インタビューを通じて見えてきた、アウトカムを軸にサービスをブラッシュアップし、よりニーズに沿ったサービスへと昇華していきました。

STEP3:サービスアイデアのプロトタイピングによる検証

 山形大学保有の実証実験工房「スマート未来ハウス」にて、実際の生活空間でサービスアイデアをペーパープロトタイピングし、検証を行いました。体を動かし、サービスを体験してみて初めて得られる気づきも多く、さらにアイデアの精度を高めていきました。

ペーパープロトタイピングの様子1(実際のキッチンでサービスを疑似体験)ペーパープロトタイピングの様子1(実際のキッチンでサービスを疑似体験)

ペーパープロトタイピングの様子2(アプリケーションは付箋で再現)ペーパープロトタイピングの様子2(アプリケーションは付箋で再現)

成果

 フェーズ2を通して、山形県の女性の快適で豊かな生活を叶えるサービスアイデアを3つ創出することができました。今後はフェーズ3「共同テーマの実践」として、サービスアイデアを体験できるモックアップや映像を制作し、展示会などの場を通じて実際のユーザーや技術者にヒアリングを重ねながら体験を検証していきます。

                            

(松田)