お客様との関係性を強化するCRMプラットフォーム

DNP CRMシステム(顧客管理)POINT TACTiX®

CRMを実現するための顧客管理、ポイント管理、会員マイページ、メール配信などの機能をASPサービスとしてワンストップでご提供いたします。POINT TACTiXをご利用いただくことで、オムニチャネル戦略やクロスセルの推進に寄与します。

CRMシステム POINT TACTiX®の概要

「POINT TACTiX」は、顧客管理・ポイント管理を自社でのシステム開発・投資することなく運用していただくためのASP型サービスです。顧客管理やポイント管理をベース機能として、お知らせ配信・メルマガ・アンケート・景品交換などのコンテンツ機能やそれらをご活用いただく管理画面や会員マイページを備えております。POINT TACTiXの導入ひとつで、顧客との継続的な関係構築を目指すCRM(顧客関係管理:Customer Relationship Management)活動の基盤システムとしてご利用いただけます。包括的にご利用いただくほか、顧客管理基盤・ポイント管理基盤などご要望の用途に応じて機能をお使いいただくことも可能です。

ECやPOS、スマホアプリなど他システムと連携が可能




そもそもCRMシステムとは

CRMシステムとは「Customer Relationship Management」の略で、顧客との関係性に注目して顧客管理を行うシステムのことを指します。
CRMシステムでは顧客の年齢や地域、性別などの属性情報や、これまでの顧客とのコミュニケーションの内容などを管理します。
顧客とのコミュニケーションといった属人化しやすい情報を共有・管理することで、より効率的な新規顧客獲得・優良顧客育成をめざすための営業システムがCRMシステムです。

CRMとSFAの違い

SFAとは「Sales Force Automation」の略称で、営業部門の業務効率化・売上向上を目的として導入されるシステムです。
CRMが顧客との関係管理に特化しているのに対して、SFAは営業日報やタスク管理、見積・契約管理など、営業実務の支援に重点が置かれているのが大きな違いです。
ただし、いずれのツールも営業管理であることは同様で共通している機能も多くなっています。
顧客管理機能を充実させたいならCRM、営業の効率化を図りたいならSFAと自社が求める機能によって使い分けると良いでしょう。

CRMとMAの違い

MAとは「Marketing Automation」の略で、見込み客の開拓・顧客化などのマーケティング活動を自動化するツールのことです。
顧客に関するアプローチをするためのシステムとして、CRMと混同されがちですがどの段階の顧客を対象としているかが大きく異なります。
MAでは顧客となりそうな見込み客を獲得し、顧客化するためのアプローチを主軸として仕組み化されています。
対してCRMは、顧客となった人たちに対して、顧客満足やロイヤリティの向上を図るために顧客との関係性を構築していくかが主軸です。
つまりMAとCRMではそもそも対象となるものが異なるというのが大きな違いです。

POINT TACTiX3つの特長

1.豊富な標準機能

60社以上の導入実績を活かし、どの業界にも対応できるオールマイティーな機能が揃います。

顧客管理機能

店舗・ECサイト・スマホアプリなど複数チャネルを束ねて顧客を管理できます。顧客を1IDとして横断的に管理することで情報の分断を防ぎ、顧客像の明確化に寄与します。複数のチャネルで顧客を統合することで、オムニチャネル戦略を実現できます。

1IDとして横断的に管理

店舗ごとに顧客を管理することも可能なので、本部では全店舗の情報を管理しつつ店舗毎のキャンペーン施策等を打つことができるほか、ショッピングモールではテナントごとに分けて管理することができます。地域や店舗ごとの顧客特性を理解し、最適なアプローチをすることで販売促進やクロスセルを推進することができます。

店舗やテナントごと管理

ポイント管理機能

一斉失効型・延伸型・マイル型など設定豊富な通常ポイントに加え、期限設定により可変性のある限定ポイントの管理ができます。また、既に導入済みの既存ポイントサービスを活用したサービス設計も可能です。ポイントサービスは会員登録のきっかけになりやすく、来店促進効果や他社との差別化が見込めます。

様々なポイント設定が可能

コンテンツ機能

顧客管理・ポイント管理を行うことで見えてきた顧客属性やニーズを把握し、顧客一人ひとりに合わせた最適なアプローチができるような機能を取り揃えております。One to Oneでのメッセージが可能なマイページへのお知らせ配信のほか、メルマガ配信、アンケート、貯めたポイントを商品に交換する景品交換などがあります。それらに加え、スマホアプリやLINE連携によるカードレス対応や共通ポイントとの交換、DM製造などの別サービスと連携することで、アプローチチャネルをさらに拡げることが可能です。

様々な機能

2.拡張性のある設計

導入企業様のご要望に合わせることができる柔軟性や外部連携を意識した設計になっております。会員登録・登録情報変更やポイント加減算など、顧客管理・ポイント管理に必要なAPIを標準で用意しているため、アプリやWEBサイトなど様々なシステムと簡単に接続することができます。そのほか、決済サービスや分析ツール、顧客とのコミュニケーションツールなど、DNPが提供している他サービスとも連携できます。

APIにより他システムと接続

3.堅牢なセキュリティ

金融機関様の高度なセキュリティ水準に達する情報セキュリティ対策を実施し、個人情報を大切にお預かりいたします。独自のガイドラインやアクセス制御、操作ログ管理などアプリケーションレベルやサーバ・ネットワークからファシリティ・運用に至るまで、強固なセキュリティ対策を実施しております。個人情報の取り扱いに関しましてもプライバシーマークを取得しております。クラウド上で情報を管理しているため、可用性にも優れていることが特長です。

様々なセキュリティ対策

CRMを導入するメリット

次にCRMを導入するメリットについて、以下の3点から解説します。
 ■顧客情報を一元管理できる
 ■顧客満足度の向上につながる
 ■経営戦略に役立てられる

顧客情報を一元管理できる

CRMでは顧客の属性やコミュニケーション内容など、顧客情報のすべてを集約します。
顧客情報を一元管理することで情報の属人化を防ぎ、将来の営業活動に再活用できることがCRMのメリットのひとつといえます。

顧客満足度の向上につながる

CRMにより顧客情報が集約され可視化されることで、顧客の状況がよりつかみやすくなります。
結果として、顧客の状況・ニーズにあったマーケティングが可能となるので、顧客満足度の向上につながる点もメリットといえるでしょう。

経営戦略に役立てられる

顧客情報の集約・見える化により、営業個人・組織双方の成果、状況の可視化が可能になります。
もちろん、失注や解約などのネガティブなものも可視化されるため、情報をもとに自社の課題や強み・弱みをあぶり出し、経営戦略に役立てられる点もメリットです。

POINT TACTiX活用事例

1.【顧客管理とポイント管理をご採用】メーカー様
 “顧客の見える化により、競合と差別化できる良質な会員プログラムを提供する”

顧客管理システムとポイント管理システムをシームレスに構築することで、一貫性のある会員サービスが提供可能に。ランク制度を採用しており、ランクごとに貯めたポイントをオリジナルギフトに交換できるサービスになっています。このように「ランク制度」「景品交換」「お知らせ配信」などの豊富なコンテンツ機能を利用することで、マイページを会員様とのコミュニケーションチャネルとしてご利用いただけます。

顧客の見える化により、競合と差別化

2.【顧客管理をご採用】ドラッグストアチェーン様
  “堅牢なセキュリティ環境で個人情報を安全に管理・運用する”

POINT TACTiXでは、顧客管理のみでのご活用や、顧客管理と導入済みの他社ポイント管理システムと連携することも可能です。顧客情報を外出しすることでリソースの再配分・コストの削減に繋がります。弊社ではプライバシーマークを取得しており、サーバ・ネットワークのみならず、エリアの入退室・操作ログ管理等のファシリティ・運用レベルにおいても徹底したセキュリティ対策を実施しています。システムご利用時にも二要素認証等のセキュリティ設定をご用意しており、お客様の個人情報を大切にお預かりいたします。

安心して個人情報を管理

3.【ポイント管理をご採用】玩具量販店様
  “ポイント利活用で来店促進・競合との差別化を図る”

コンパクトにポイント管理のみをご導入いただくことも可能です。ポイントサービスは最もシンプルかつ有効な販促手段であり、来店・購買促進や他社との差別化が見込めます。POINT TACTiXでは通常のポイントに加えて期間限定のポイントを付与できるほか、貯めたポイントを店舗やECサイトで使うだけでなく、ギフトや共通ポイントとの交換も可能です。ポイント付与・利用に留まらない幅広いサービスでポイントサービスの販促効果を最大限活かします。

来店促進・競合との差別化に寄与

4.こんな活用もできます

  • ポイント会員サービスの会員マイページ
  • One to Oneマーケティングのための顧客カルテ
  • 共通ポイントやグッズとの交換サイト
  • 商店街やショッピングセンターの共通ポイントサービス
  • 既存のECサイトと実店舗のポイントサービスの統合
  • すでに実施中のポイントサービスの運用コスト削減のためのリプレイス

CRMシステムを選ぶポイント

CRMシステムを選ぶ際には、まず自社のCRMシステム導入目的を明確にすることが重要です。CRMシステムの導入目的が明確になったら、その目的に沿って自社に必要な機能を検討しましょう。
CRMシステムと一口にいっても、システムの特色はそれぞれ異なります。例えば顧客との関係性を強化したいのであれば、顧客とのやり取りやニーズの見える化機能、データ分析機能に優れたCRMシステムが最適です。
このように自社の目的に合わせて最適なシステムを選ぶことが、CRMシステムを選ぶ重要なポイントとなります。

CRMシステムを導入する際の注意点

CRMシステムを導入する際に注意すべきことは、以下の2点です。
■すぐに結果が出るわけではない
■社内での導入周知を徹底する

CRMシステムは導入したからといって、すぐに結果につながるわけではありません。CRMシステムはあくまで顧客データを蓄積し、分析することで営業戦略の効果を見える化し、次の改善につなげるためのツールです。導入そのものが即結果に結びつくものではないことは理解しておく必要があるでしょう。
また、CRMシステム導入にあたり、社内に導入目的や利用方法についてしっかりと周知しておく必要があります。
せっかくのシステムでもデータが入力されない、分析結果が営業活動に反映されなければ意味がありません。社内の理解をしっかりと得ながら、導入・運用することが重要となります。

FAQ

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