主婦のコミュニケーションを広げる、スマホシフト

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主婦の携帯電話の保有率がスマートフォンを含めて97.8%と、10~60代男女の平均を初めて超えた。パソコンの普及では遅れをとっていた主婦だが、スマホは比較的早く浸透し、主婦の暮らしにもスマホシフトが起きている。

例えば、SNSやメッセンジャーアプリを通して、ママ友など、日頃から付き合いのある友人とリアルタイムにつながることで、深夜も含め、あいた時間に会話をするようになっている。また、ショッピングサイトのレビューを見るといった、買いもののための情報収集を家事や育児の合間にするなど、主婦はスマホでスキマ時間を活用している(スマホを活用する主婦へのヒアリング調査より:2015年3月実施)。

主婦の情報発信の仕方も変化し、利用するデバイスがパソコンからスマホに置き換わり、約4割がスマホで情報発信している。Instagramがきっかけで主婦の間で話題となった“おにぎらず”や“沼サン”は、撮った写真を気軽に共有できるスマホならではのコミュニケーションによって生まれた消費トレンドだ。こうした日々の暮らしの変化が主婦におけるスマホシフトを物語っている。

スマホはコミュニケーションから買いものまで、主婦の暮らしにおけるネット活用を推し進め、企業と主婦とのコミュニケーションの仕方も広がっていく。

携帯電話・スマートフォンの保有率の推移
携帯電話・スマートフォンの保有率の推移
デバイス別に主婦が情報発信する割合の推移
デバイス別に主婦が情報発信する割合の推移

DNPメディアバリュー研究「コミュニケーション接点に関する調査」
調査時期: 毎年10月
調査対象者: 首都圏50km圏内在住
調査手法: 専門調査員による訪問留置調査法

※当記事では、2005年~2014年の15~69歳男女を対象に分析を実施しています。

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マーケティングインサイト・ラボ 岩井 美樹