仲間と過ごす「ハロウィン」、特別な人と過ごす「クリスマス」

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各地のハロウィンイベントで過去最高の入場者数を記録するなど、盛り上がりをみせた今年の「ハロウィン」。さまざまな企業が新たな商機と見て関連する商品やサービスを生み出し、街中が「ハロウィン」を連想させるオレンジ一色となり、かぼちゃや魔女、お化けなどで溢れた。
「クリスマス」、「お正月」など年末年始のイベントを控える10月末に、新たな市場として成長している「ハロウィン」。生活者の今年の「ハロウィン」の過ごし方を、これからやってくる「クリスマス」の過ごし方と比較して紐解く。

若い女性を中心に楽しまれる「ハロウィン」

今年の「ハロウィン」に「何かを行った」人の割合は11.9%。今年の「クリスマス」に「何かを行う予定」の人の割合は48.5%であり、「クリスマス」と比較するとその割合は小さい。また、男性より女性の方が「ハロウィン」「クリスマス」に何かを行う割合は高く、「ハロウィン」は女性10代、女性20代で2割を超え、若い女性中心に楽しまれている。

Q.何か行いましたか?(行う予定ですか?)

10・20代未婚女性の約半数が「女子会ハロウィン」

10・20代の未婚女性に注目すると、今年の「ハロウィン」を一緒に過ごした相手は「同性の友人」が48.1%で最も高い。『友達と仮装して渋谷へ行った』『バンドのイベントに友達と二人でお揃いの服装をして行った』(フリーアンサーより)など、女性同士で楽しんでいる。「クリスマス」に一緒に過ごす予定の相手が「親」や「恋人」など親密な人が上位にあげられるのに対して、「ハロウィン」は「職場の同僚」「異性の友人」などもあげられ、気軽に身近にいる人たちと集まる機会となっている。

Q.誰と過ごしましたか?(過ごす予定ですか?)

小物を飾ったりグッズを購入して、“ハロウィン気分”を味わう

ハロウィンの飾り付けをしたり、ハロウィングッズを購入した人は約3割。『部屋の一角にハロウィンの飾り付けをした』『ハロウィンのテーブルセッティングを買った』『100円ショップで仮装の衣装を購入した』など、高いものではなくてもハロウィンの季節感を感じることができるモノの購入は「クリスマス」を上回る。親しい人と自宅で食事をしたり、パーティーや飲み会をする「クリスマス」に対し、「ハロウィン」は仮装や飾りつけなどを通して、誰とでもハロウィン気分を共有し楽しむことができるイベントとなっている。

Q.何をして過ごしましたか?(過ごす予定ですか?)

市場規模では「クリスマス」「バレンタイン」などのビックイベントと肩を並べつつあるともいわれている「ハロウィン」。誰もが誰とでも楽しむことができる、気軽なイベントとなっている。その楽しみ方も自由度が高く、SNSの浸透とともに”見せるイベント”としての発展も期待され、今後関連消費は多くの業種業界に拡大していきそうだ。


DNP「日常生活とギフトに関する調査」
調査時期:2015年11月
調査対象者:全国の16~79歳男女 2,600名
調査手法:インターネット調査

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マーケティングインサイト・ラボ 川村 美佳