好きな時間は「自分ひとりで過ごす時間」

998 View

多様のSNSの利用が広がり、生活者が家族や友人とつながって暮らすようになっているなかで、「自分ひとりの時間」や「家族や友人と過ごす時間」への意識に注目する。

2017年の調査結果を見ると、好きな時間は「自分ひとり」(35.8%)→「家族と一緒」(28.2%)→「友人と一緒」(19.8%)の順となった。
また、2016年と2017年を比較すると、「自分ひとり」「家族と一緒」「友人と一緒」のいずれも増加。友人や家族を大切にする傾向が高まっている一方で、それ以上に自分ひとりの時間を大切にするようになっている。

好きな時間
DNP「ライフスタイルに関する調査」(2016年6月/2017年6月)

※それぞれの時間について、
「非常にあてはまる」「あてはまる」「ややあてはまる」「どちらともいえない」 「あまりあてはまらない」「あてはまらない」「全くあてはまらない」
の7段階での回答。 上記グラフは、そのうち「非常にあてまはる」と「あてはまる」の割合の合計。(以降のグラフについても、同様。)


10代は、「自分ひとり」の次に「友人」との時間が大事

2017年の結果を性・年代別に見る。

ほとんどの性・年代において、「自分ひとりで過ごすことが好き」が最も高い。 10代は「自分ひとりで過ごす」時間に続いて、「友人と一緒に過ごす」時間を大切にしていることが特徴。
20代においても、「友人と一緒に過ごす時間」は「家族と一緒に過ごす時間」と同じくらい大切なものとなっているが、30代以降は、家族との時間への意識が高まる。

男性は、30代以降で「家族と一緒に過ごす時間」が上昇しており、60~70代は「自分ひとりの時間」をも上回っている。

好きな時間 2017年 性・年代比較
DNP「ライフスタイルに関する調査」(2017年6月)


女性10代は「自分ひとり」「家族」「友人」いずれも2016年から大きく増加

さらに、性・年代別に2016年→2017年の増減を見る。

「自分ひとりで過ごすことが好き」は、若年層で10ポイント以上増加しており、とくに女性10代では30ポイント近くの増加となった。
同時に女性は、「家族」「友人」についても、2016年からの増加が見られる。

好きな時間 2017年-2016年 性・年代比較
※「非常にあてはまる」「あてはまるの」の割合の合計について、2017年の結果から2016年の結果をひいたもの。
DNP「ライフスタイルに関する調査」(2016年6月/2017年6月)


SNSなどで常に周囲とつながっていることが多くなった現代において、周囲との時間を楽しむ一方、自分だけの時間の大切さが増している。その傾向がとくに女性の若年層で強いことが分かった。

  • LINEで送る
  • Facebookでシェアする

マーケティングインサイト・ラボ 安藤 慶子