2016年7月22日

DNPテクノパック横浜工場 生息域外保全を進めるユリ科植物「ハマカンゾウ」を森へ返還

DNPは、生物多様性保全活動として、事業所敷地を活用した「いきものがつながる緑地づくり」や絶滅危惧種・希少種の保護に取り組んでいます。活動領域を拡大し、生物多様性保全活動へのさらなる貢献を図るため、2015年4月より東芝グループと連携した活動を展開しています。

その一環として、DNPテクノパック横浜工場(神奈川県横浜市)と東芝ライテック株式会社横須賀事業所(神奈川県横須賀市)が連携して、ユリ科の植物ハマカンゾウの生息域外保全に取り組んでいます。

ハマカンゾウは、三浦半島の小網代の森で盗掘被害や高潮による生息地破壊で激減しており、2012年5月より東芝ライテックは、敷地内で生息域外保全を行っています。
昨年、DNPテクノパックは、東芝ライテックが保護・育成しているハマカンゾウを30株譲り受け、工場敷地で保護・育成を開始しました。株は順調に生育し、移植から1年間で113株まで増やすことに成功しました。

2016年6月16日、DNPテクノパックは、NPO法人鶴見川流域ネットワーキング/小網代の森の維持管理を担うNPO小網代野外活動調整会議の代表理事である岸 由二先生の指導のもと、本来の生息地である小網代の森へ82株のハマカンゾウを返還しました。
森への返還後、工場敷地内に、鶴見川流域ネットワーキングが小網代で採取された種子から育成した1年目の株を新たに100株植え付け、ハマカンゾウの生息域外保全を継続しています。

今後もDNPテクノパックは、東芝ライテックと連携して、ハマカンゾウの保護・育成と森への返還を継続していきます。

【参考】ニュースリリース:東芝グループと大日本印刷グループによる生物多様性保全活動の連携について

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