第2の責任「誠実な行動」 環境保全と持続可能な社会の実現 主な施策:地球温暖化防止への取り組み

近年世界的な課題となっている「地球温暖化防止への取り組み」。DNPグループにおいても重要なテーマのひとつとして、企画開発、設計、購買、製造、物流などあらゆる場面で温室効果ガスの排出削減に取り組んでいます。

【海外を含めたDNPグループサプライチェーン全体の温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)排出量削減の取組み】

地球温暖化の一因であるGHG排出量削減に向けた取組みがグローバル規模で進むなか、DNPグループでも積極的な取組みを進めています。
 DNPグループでは、製品のライフサイクル全体でのGHG排出量の削減が重要と考え、自社の製造段階だけでなく間接的に排出するサプライチェーン全体でのGHG排出量(Scope3)を主要海外サイトを含めて算定しました(2011 〜 2016年度)。

サプライチェーン全体でのGHG排出量管理イメージ

● 算定結果
2016年度のScope3排出量は528万トン-CO2で、カテゴリ1「原材料・資材製造での排出」が全体の63%と最も多く、次いで「最終製品の輸送での排出」(カテゴリ9)が14%、「 最終製品の廃棄での排出」(カテゴリ12)が10%、「原材料輸送・中間製品輸送での排出」(カテゴリ4※1)が9%となり、4カテゴリ合計で全体の95%に到りました。

この結果をもとに、引き続きサプライチェーン全体での排出量削減に向けた取組みを推進していきます。

● 算定方法
環境省・経済産業省が定めたGHG排出量の算定方法に関するガイドライン「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインVer2.2」に準拠し算定しました。※2
(Scope3の15カテゴリのうち、カテゴリ8・10・13・14は非該当としました。)

※1 グループ企業の輸送に伴うScope1排出量はカテゴリ4に含めました。
※2 算定範囲は、主要国内拠点(北海道コカ・コーラプロダクツおよび書店グループ等は含みません) および海外主要サイト(PT DNP Indonesia、DNP ImagingcommAmerica Corporation、DNP Imagingcomm Asia Sdn.Bhd.、Tien Wah Press(Pte.)Lt d. )としました。

下記、環境省のサイト「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」でもご覧いただけます。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/business/estimate.html

【 CO2排出の少ない燃料への転換 】

岡山工場LNGタンク

1990年以前より、CO2排出の多い重油や灯油といった石油燃料から、CO2排出の少ない都市ガスやLNG(液化天然ガス)へと燃料転換をはかってきました。CO2の出にくい製造体制へ、DNPグループはさらなる取り組みを続けていきます。

岡山工場では使用していたLPGをより一層CO2排出の少ないLNGに転換。年間7,000トンのCO2排出削減になりました。

 

【 再生可能エネルギーの利用 】

Green Power Mark

DNPグループでは、2008年より日本自然エネルギー株式会社と「グリーン電力証書システム」の契約を締結し、現在年間115万kWhのグリーン電力の発電を委託しており、これによりグループ内でのオフィス及び製造(印刷、製本、加工)に必要な電力の一部をまかなっています。

※グリーン電力証書システム
太陽光、風力やバイオマス等のCO2を排出しない自然エネルギーを証書化して取引する仕組みで、間接的に自然エネルギーの活用を行うことによりCO2の削減に有効で、さらに発電設備の普及にも貢献できるシステムです。

 

グリーン電力証書 使用実績事例
書籍や、パンフレット・カレンダーなどの商業印刷物の印刷、製本、加工の際に使用する電力や、 図書館の蔵書管理に使用されるICタグの製造に使用する電力にも充当しております。

DNPグループCSR報告書2016

図書館蔵書管理用ICタグ