CSR関連のトピック

「価値の創造」「誠実な行動」「高い透明性(説明責任)」3つの責任を果たすために、CSR活動を進めていきます。

2006/03/28
主要拠点(東京・市谷、大阪・なんば)でフェアトレードコーヒーを採用

 

現地での栽培の様子(上)と、生産地環境に配慮した農法で育ったコーヒー豆(下)。

DNPは、本年4月、主要拠点(東京・市谷、大阪・なんば)の社員食堂および来客用のコーヒーをフェアトレード製品に切り替えます。また、市谷「マイショップ※1」では、コンシューマ用にフェアトレード・コーヒーの豆(200g)の販売を開始します。

※1 マイショップは、DNP社員向けの食品・日用品などを販売する売店で、地域の方にも開放してお買い物をしていただける施設です。

【フェアトレードについて】

フェアトレードは、開発途上国の製品を、現地の生産者にとって適正な価格で直接購入することにより、生産地の経済成長に対する、継続的な貢献が期待できる仕組みです。フェアトレード製品は欧米では一般的ですが、日本国内では概念そのものが十分認知されていないため、一部の店舗で販売されているものの、大きな市場を形成するには至っていないのが現状です。
今回、DNPが導入するフェアトレード・コーヒーには、FLO(Fairtrade Labeling Organizations International;国際フェアトレード・ラベル機構※2)から「フェアトレード(公平貿易)」を保証するフェアトレード・ラベルが与えられています。
このラベルが付与された途上国のコーヒー小規模生産者は、最低買入価格の保証、中間業者を通さない直接取引など、より公平な取引により支援を受け、その生活条件が改善されます。また、長期にわたる売買契約により、生産者への最高60%までの前払いと同様に彼らが将来の計画を立てることを可能にします。
DNPは、フェアトレード製品の採用により、本来の目的である、開発途上国における健全な産業育成、貧困・強制労働などの諸問題解決に貢献するとともに、この活動を社内外にアピールすることにより、フェアトレードの概念が日本国内でも普及することを期待しています。

※2 FLO: ヨーロッパほぼ全域、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどを含む20カ国のラベル認証団体から構成される国際組織です。FLOが付与するフェアトレード・ラベルは以下の5項目を保証しています。

(1) 生産者へのフェアトレード価格
(2) 生産者の社会的な発展
(3) 生産者の経済的な発展
(4) 生産者の労働環境と労働条件
(5) 生産地の環境保全

【 日本におけるラベル認証商品普及団体 】

特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン
(URL: http://www.fairtrade-jp.org/
フェアトレード・ラベル・ジャパンは、現在の貿易体制のなかで不利な立場にある途上国の生産者の自立支援に取り組んでいる特定非営利活動法人です。中南米、アフリカ、アジアの生産者とヨーロッパ、北米、日本の消費者とのネットワークのもとでより公平で持続可能な世界を目指しています。