伝匠美 文化財の保存と次世代への継承

伝匠美事例のご紹介

川越大師喜多院客殿 壁画 3面

川越大師喜多院客殿 壁画 3面

原本

所蔵先 川越大師喜多院(埼玉)
形態 壁画 3面
作者・
技法・
作品名
伝狩野探幽:紙本墨画淡彩
「山水図」壁画 3面

伝匠美

撮像方式 大型銀塩カメラ撮影
印刷方式 「伝匠美」専用機
複製方式 現状再製

空間に調和する古色再現

川越大師喜多院では、2011年3月11日の東日本大震災により客殿の障壁画22面のうち3面に亀裂が入ってしまいました。3面の修復期間中も客殿を公開するにあたり、この3面を「伝匠美」で再現しました。この3面は、伝狩野探幽(1602-74)筆「山水図」で、客殿の床の間を中心に構成されるものです。従って、客殿内の他の障壁画原本、建築空間と調和する古色の再現に注力いたしました。

川越大師喜多院
川越大師喜多院とは

慈覚大師円仁が天長7(830)年に創建した関東天台宗の寺院(当初は無量寿寺北院)。徳川家康と親しかった天海僧正が第27世住職になり寺号を喜多院と改めました。天海住職時代は幕府の厚い庇護を受け大いに栄えました。寛永15(1638)年の火災後の再建時には、江戸城紅葉山(皇居)から「家光誕生の間」や「春日局化粧の間」などが庫裏(重要文化財)、書院(重要文化財)、客殿(重要文化財)として移築されました。梅や桜が多く植えられた広い境内には山門、鐘楼門、多宝塔、慈眼堂、五百羅漢などがあり、その多くが国の重要文化財に指定されています。

川越大師喜多院
http://www.kawagoe.com/kitain/

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