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2013.03.25


2012年11月2日 第21回ポリマー材料フォーラム ポスター発表
(北九州国際会議場 2012年11月1〜2日)


無反射表面構造のナノインプリント材料

フィルム表面に光の波長以下の微細凹凸構造を施すと低反射になる事は、古くから知られています。しかしながら、反射防止フィルムに施した微細凹凸構造体は、ナノサイズなので、十分な耐擦傷性を得る事や微細凹凸構造体をフィルム表面に転写する事は非常に困難でした。そのため、微細凹凸構造を施した反射防止フィルムの実用化には至っていません。
これらを達成するには、耐擦傷性を得るための材料設計技術や微細凹凸構造体を形成するための転写技術が非常に重要になります。
今回は、多官能ウレタンアクリレートの官能基数に着目し、官能基数を変えた新規材料の光学特性、耐擦傷性について評価しました。その結果、官能基数には最適値が存在する事がわかりました。光学特性を満たすためには、一定量以上の官能基数が必要ですが、官能基数が多すぎると柔軟性が損なわれ、耐擦傷性が得られません。逆に官能基数が少ない場合では耐擦傷性と光学特性が共に得られません。官能基数を最適化し、独自に設計した新規材料を用いることにより、上記課題を克服したので報告します。




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