CCGA現代グラフィックアートセンター

 
 
 
 

展覧会情報

第68回
グラフィックとミュージック

2016年03月01日(火)〜2016年06月05日(日)

人は目に見えない感情や思想をさまざまな方法で表現しようとします。芸術活動もその一つですが、その中でも、音楽と美術は代表的なものといえるでしょう。
音や声で聴覚にうったえる音楽と、色やかたちで視覚にうったえる美術、表現方法は違えど、両者は各時代の中でたがいに深い関係を保ちつつ進化してきました。音楽に影響を受け生まれた絵画があれば、その逆もまたしかりです。例えば、音楽作品の構造を絵画で表現しようとした画家のパウル・クレーは、自らがバイオリンの名手でもありました。そして作曲家のメンデルスゾーンは、水彩画でも多くのすぐれた作品を残しています。
グラフィックデザインは視覚芸術の一つであり、現在の姿の源流は19世紀のヨーロッパにさかのぼります。この時代、大衆社会の形成とともに不特定多数の人に向けた情報発信が必要となり、新しい表現メディアとしてのポスターが制作されるようになりました。世紀末アール・ヌーヴォーの時代には娯楽も盛んになり、劇場やミュージックホールでのショーやレビューなどの宣伝ポスターが世にあらわれましたが、その代表であるトゥールーズ=ロートレックやミュシャの作品は、当時から大評判を呼びました。
それから今日まで、グラフィックデザイナーたちはさまざまなジャンルの音楽の個性を視覚化してきました。依頼を受けて音楽イベントの告知ポスターやレコード・CDのジャケットなどを制作するだけでなく、音楽家や楽曲からインスパイアを受けて自ら作品を制作することもあり、彼らが音楽のイメージを多彩に表現しようとした創意がうかがえます。
本展では、CCGA所蔵のグラフィックデザイン作品の中から音楽に関係するポスターをご紹介します。デザイナーが音楽をどのように表現しているか、「聞くこと」と「見ること」のクロスオーバーからどんな作品が生まれてきたかをご覧ください。
また、会期中にはミュージアム・コンサートを開催します。ギャラリーで音楽を聴いていただくことで、2つのクロスオーバーをより身近に体験できるでしょう。

 

会場

CCGA現代グラフィックアートセンター
〒962-0711 福島県須賀川市塩田字宮田1
Tel. 0248-79-4811 Fax. 0248-79-4816

開館時間

午前10時―午後5時(入館は午後4時45分まで)

休館日

月曜日(祝日に当たる場合を除く)、祝日の翌日
会期前2月29日(月)までは冬期休館、会期後6月6日(月)―6月10日(金)は展示替え休館

入館料

一般300円/学生200円/小学生以下と65才以上、および障がい者手帳をお持ちの方は無料

CCGAギャラリーコンサート 音楽の玉手箱


* 事前申し込みは締め切りました。たくさんの方にご応募いただき、誠にありがとうございました。

日時:2016年5月22日(日) 16:00〜17:30
出演:DNPフィルハーモニック・アンサンブル
会場:CCGA現代グラフィックアートセンター
無料(ただし入館料が必要) | 要事前申込 | 定員100名

プログラム| モーツァルト アイネクライネ・ナハトムジーク 第1楽章
(予定)     ショパン 幻想即興曲  ほか

*予定は変更になる場合があります。

 

ccga版画工房

CCGA現代グラフィックアートセンターでは一般の方々を対象にした版画工房を開設いたしました。
須賀川は日本でもっとも早く西洋式の銅版画を制作したひとりである江戸時代の画家・亜欧堂田善(あおうどうでんぜん)の出身地。
CCGAでは版画にゆかりの深いこの地で、一般の方々が版画制作を体験できるワークショップと、経験者向けの工房の一般開放をおこなっております。

CCGA版画工房ページ

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