展覧会情報

第72回 加納光於―揺らめく色の穂先に

2017年06月17日(土)〜2017年09月10日(日)

1950年代に作家活動を開始して以来、版画、絵画、立体、装幀など多岐にわたる領域を横断しながら、独創的な数々の作品を作り出してきた加納光於(1933– )。なかでも版画は彼が最初に手がけた表現形式であり、創作の原点とも言えるものです。その作品は最初期の幻想的なモノクロームのエッチングにはじまり、版の変容への意識が作品化されたインタリオ(凹版画)やメタルプリント、色彩そのものを主題にリトグラフ、インタリオ、シルクスクリーン、モノタイプといった多様な技法から生み出された作品など、幅広い展開を見せつつ作家のイメージ探求において重要な役割を果たし続けてきました。色彩や物象の絶え間ない変容と流動における一瞬の姿を、大気の中で揺らめく穂先の一点のごとく捉えて清新な視覚世界を私たちに示してきた加納光於の版画作品。本展ではその初期から現在にいたる代表作を回顧し、この類まれな作家の作品哲学に迫ります。

版画工房

CCGA現代グラフィックアートセンターでは一般の方々を対象にした版画工房を開設いたしました。
須賀川は日本でもっとも早く西洋式の銅版画を制作したひとりである江戸時代の画家・亜欧堂田善(あおうどうでんぜん)の出身地。
CCGAでは版画にゆかりの深いこの地で、一般の方々が版画制作を体験できるワークショップと、経験者向けの工房の一般開放をおこなっております。

CCGA版画工房ページ

今後の予定

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第73回 タイラーグラフィックス・アーカイブコレクション展Vol.30

2017年09月16日(土)〜2017年12月23日(土)