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第272回企画展 <Helvetica forever: Story of a Typeface ヘルベチカ展> 2009年2月5日(木)〜2月28日(土)

 2月のギンザ・グラフィック・ギャラリーは<Helvetica forever: Story of a Typeface ヘルベチカ展>を開催いたします。
誕生から半世紀を経た現在でも、最も知られた欧文書体として根強い人気を保ち続けている「ヘルベチカ」。今回の企画展では、幅広い用途に使える造形と調和性で、身近な街角の書体から多くのグローバル企業の指定書体まで、世界市場を席巻し驚くべき広範囲にわたり使用されているこの魅力的な書体を取り上げます。
会場では日本人デザイナーを含む数多くの国のグラフィックデザイナーによってデザインされたポスターや数々のグッズなど、ヘルベチカを使用した様々な時代の作品や資料を展示。その魅力と実績を、ラース・ミュラー社代表のラース・ミュラー、デュッセルドルフ応用技術大学のヴィクトル・マルシー、フィリップ・トイフル、三氏のキュレーションによりご紹介いたします。また展覧会に合わせ、ラース・ミュラー、ヴィクトル・マルシー両氏による著書『Helvetica forever』の日本語版も刊行の予定です(ビー・エヌ・エヌ新社)。クラシックにして先端、ヘルベチカの世界をぜひお楽しみください。

会場


ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
2009年2月5日(木)− 2月28日(土)

〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
tel. 03.3571.5206
日曜・祝祭日休館 11:00a.m.−7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで)  入場無料

ギャラリートーク


日時 : 2009年2月5日(木) 4:00−5:30p.m.
出演 : ラース・ミュラー、ヴィクトル・マルシー、フィリップ・トイフル
会場 : DNP銀座ビル5階

*定員60名 要予約

オープニングパーティ


日時 : 2009年2月5日(木) 5:30−7:00p.m.
会場 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー

お問い合わせ、ご質問などは、下記までご連絡ください。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー  担当:柳本/ tel.03.5568.8021/fax.03.5568.8019


一つの書体、2人の父

1950年、エドアード・ホフマンはスイス市場に新しいタイプのサンセリフ書体を出そうと決意します。ホフマンの生涯で最大の成功を収めることになるプロジェクトはこの決意から始まりました。この時ホフマンは、Haas’sche Schriftgiesserei AG (ハース活字鋳造所)によって売り出され、その後「ヘルベチカ」と呼ばれることになる書体が、世界市場を席巻し、権威のあるブランドにも、どこにでもあるステーショナリーにも(例えば芸術としてのグラフィック作品と粗悪なパンフレットに)使用されるようになるとは、言い換えれば後にクラシックに位置づけされるとは夢にも思っていなかったはずです。ただし、書体のプロであり権威者であったホフマンはスイスのタイポグラフィが変革期にあって、デザインにおいて革新的動きがあることを感じていたことでしょう。さらに、ビジネスマンであったホフマンは、サンセリフ書体、より正確に言えば、ベルリンに本社を持つH. Berthold AG(ベルトルド活字鋳造所)によって市場に出されたサンセリフ書体であるAkzidenz Grotesk(アクツィデンツ・グロテスク)がビジネスの世界で主要な役割を果していることを十分理解していたと考えられます。従って、ホフマンは、自分の書体が同様の成功を収めてもおかしくないと考えたのに違いありません。

マックス・ミーディンガーは1956年の秋に仕事に着手しました。20ポイントのセミボールドから始める計画でした。10月初め、彼はセミボールドの大文字AからZまでの最初の案をホフマンに送りました。その当時、高さ約10センチの手書き文字を作成して20ポイントのサイズまで写真で縮小することが一般的でした。ミーディンガーはホフマンに宛てた同封の手紙に、提案した書体が既存書体より「もう少しがっしりした見かけ」になると書いています。

 
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