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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第281回企画展
北川一成
2009年11月4日(水)〜28日(土)

11月のギンザ・グラフィック・ギャラリーは<北川一成>を開催いたします。
 独特であると同時にどこか人なつっこい造形と、徹底して細かなニュアンスやテイストまで追求した印刷表現とで、独自の世界観を創り出す北川一成氏の登場です。ものごとの合理化や概念化、そして近年におけるコンピュータへの依存の拡大、これらによって引き起こされた人間力の低下に警鐘を鳴らします。
 人間の意識の伝達とは、共通認識の成立と崩壊の繰り返しであり、意識の共有とともに感じる「違い」のその狭間、また無意識や意識のすき間にこそ創造の源泉がある。そしてこのような個々の感性や直感といった人間力が概念化と伴って身体に作用することが大事である、という考えのもと、本展のインスタレーションは、来館者の身体に働きかけ、「意識に隠れたもやもやとした見過ごされたものや意識のすき間にある余白あるいは気配を発見する」ことをねらっています。
 また、作品にはそれぞれ作者の意図があるものですが、この意図とは別に、それを見た人が違う意味を感じてもいいはずです。多様性、個性が謳われる一方で、現実社会はそれらを否定するように動いていると感じられる今日。今回の展示空間は来館者の多様な解釈を受け入れます。「体感する人は自由で多様であるべきです。違いの中から共通認識を探りあてたり、また共通認識だと思っていたことが崩れたりするでしょう。その体感の経験が身体に蓄積されます。これらの蓄積された量がいずれ時をもって創造の源泉となることと信じています。(北川)」
 クリエイティブを生業とする人にとってはもちろん、そうでない人にとっても、本来的な人間としての豊かさや自由さを再確認できる場となるでしょう。

会場


ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
2009年11月4日(水)− 11月28日(土)

〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
tel. 03.3571.5206
日曜・祝祭日休館 11:00a.m.−7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで)  入場無料

ギャラリートーク


日時 :  1)  2009年11月6日(金) 6:30−8:00p.m.
出演 : 北川一成+牛居正美(GRAPH印刷職人)
2)  2009年11月18日(水) 4:00−5:30p.m.
出演 : 永井一正+北川一成
会場 : DNP銀座ビル5階

*入場無料 要予約 定員70名

*参加ご希望の方は、ギンザ・グラフィック・ギャラリーまで、お申込みください。

10月21日(水)より申込みを開始いたします。

オープニングパーティ


日時 : 2009年11月4日(水) 5:30−7:00p.m.
会場 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー

お問い合わせ、ご質問などは、下記までご連絡ください。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー 担当:尾澤/ tel.03.3571.5206

北川一成(きたがわ・いっせい):
GRAPH ヘッドデザイナー。
1965年兵庫県加西市生まれ。筑波大学卒業。
書籍『NEW BLOOD』(2001)で、建築・美術・デザイン・ファッションの今日を動かす20人の一人として紹介される。さらに、国際的なデザイン誌『アイデア』に掲載された仕事の数々の圧倒的なクオリティが世界のデザイン界に波紋を呼び、世界的に権威のある英国D&AD賞とニューヨークADC賞の審査員に相次いで選出される。また、デザイナーの世界的な会員組織AGI(国際グラフィック連盟)の会員にも選出(日本人会員はわずか25名のみ)。フランス国立図書館には"近年のデザインと印刷の優れた本"として多数の作品が永久保存される。国内外のデザインに多大な影響を与え、現在も新たなクリエイションを生み出し続ける。
2008年、ロンドンで開催される世界三大芸術祭「FRIEZE ART FAIR」に作品が出展される。
JAGDA新人賞、東京TDC賞など受賞多数。
著書『変わる価値』(ワークスコーポレーション)
http://www.moshi-moshi.jp/

北川一成の直観力

北川一成のデザインには既成概念の枠を外れた今まで見たこともない新鮮な驚きがある。それは危ういバランスを保った不思議なデザインであったりする。そしてそう思った時には完全に北川の術中に嵌ってしまっている。思いがけない搦め手からするりと入ってしまう巧みなビジュアルコミュニケーションなのである。北川のこのような感性には客観的な理性の支えがある。その魅力はコミュニケーションを重視して積み上げた理論の到達点から高く飛躍する自由な直観力の適確な着地点にある。デジタルとアナログを駆使した高精度の印刷技術で、自己のイメージを表現していく北川のデザインは、とても新しいのだが何か懐かしい感じがする。手の温かみを感じるのと、私達日本人が古くから持つ山川草木に神が宿るという意識下の感覚が醸成され、自然に滲んでくることによるように思う。

永井一正
AZ企画ポスター 2009年
成安造形大学オープンキャンパスMAP 2009年
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