写真や絵に動きを与える光投影技術

変幻灯®

印刷物などの止まった対象に、さまざまな動きの印象を与えることができる技術です。光のパターンを投影することで、静止画像にリアルな動きを与えることのできる、まったく新しい発想に基づく光投影技術です。印刷物や半立体物などの画像表現に多様な表情を加えることが可能で、DNPでは変幻灯を活用した次世代POP広告をご提供していきます。サイネージ、エンターテインメントなど幅広い分野での応用に注目が集まっています。

概要

変幻灯は、ポスターやボードなどに印刷された絵柄をカメラで撮影し、その絵柄にあった動き(例:ろうそくの炎の揺れや、人物の表情の変化)のモノクロ映像データを専用ソフトウェアで制作します。
制作したモノクロ映像をポスターなどの平面印刷物や模型などの立体物にプロジェクターで投影すると、目の錯覚により、印刷された静止画が動画のように動いて見える仕組みです。

これにより、消費者が静止画だと認識していたポスターやボードに動きを与えることが可能となり、高いアイキャッチ効果でプロモーションやエンターテインメントなどの用途に活用できます。
また、センサーを取り付けることで、手の動きに合わせて静止画が動くような視覚効果を付与することも可能です。

動画:変幻灯の紹介動画(2:20)

原理

変幻灯の原理の図

システム構成

変幻灯のシステム構成図

※対象物は平面や立体物等問ません。
※揺らぎを生成すればカメラは不要です。
※ソフトウェアはMacOS対応です。
※プロジェクターの機種は問いません。
※プロジェクターにメディアを介しMPEGを再生させればPCとカメラは不要です。

POPへの展開例

変幻灯で風になびく髪を表現しています。

プロジェクターを収納するPOPもデザインにあわせ設計いたします。

効果的な図案例

水面

水面の波紋が広がるイメージ

湯気・流れ

湯気が揺らめき、お湯が注がれるイメージ

揺れ

プリンが揺れるイメージ

※変幻灯は日本電信電話株式会社の登録商標です。


未来のあたりまえをつくる。®