研究開発テーマ

概要:DNPの未来のあたりまえをつくるコア技術の深耕と先端技術の研究を行っています。

【CytoGraph®について】

≪原理≫

ガラス表面に細胞が接着する領域と細胞が接着しない領域を、任意のパターンで形成しています。このガラス表面で細胞を培養すると、任意のパターン領域のみに細胞が接着・増殖します。

≪特徴≫

CytoGraph®は、DNPが保有しているフォトリソグラフィーの技術を応用し、薄いガラス基板上に細胞接着性制御パターンを線状、ドット状など、任意の形状で形成した細胞培養ツールです。培養試験に用いられる各種細胞(例:ヒトの血管内皮細胞、皮膚繊維芽細胞、神経細胞、間葉系幹細胞、ヒトiPS細胞など)で培養実績があり、更に、細胞接着パターン上のみ細胞を接着させられることから、信頼性の高いデータを得やすく、様々な培養実験に用いることができます。
最近の成果として、特定のパターンを形成したCytoGraph®上で、ヒトES細胞、ヒトiPS細胞を培養すると、生体の腸に近い腸組織様の構造体が形成されることが、国立成育医療研究センターとの共同研究で確認されました。これまでにない新しい組織作製手法として、創薬支援、さらには再生医療への応用展開も期待されています。


CytoGraph®

 
関連ニュースリリース:
http://www.dnp.co.jp/news/10009306_2482.html新規ウィンドウが開きます
http://www.dnp.co.jp/news/1205126_2482.html 新規ウィンドウが開きます
http://www.dnp.co.jp/news/1189739_2482.html 新規ウィンドウが開きます
http://www.dnp.co.jp/news/1189702_2482.html 新規ウィンドウが開きます

15nmパターンのナノインプリント転写技術を開発

 

ナノインプリントは型(モールド)を押付けてパターンを形成する技術で、19nm以降の次世代半導体リソグラフィや1Tbit/inch2以上の超高密度HDD用媒体製造に向けた技術開発が進んでいます。
DNPでは超高精細電子線描画技術を駆使して、石英およびシリコン基板に20nm以下のパターンを形成する技術開発を行っています。
今回、石英ガラス基板に15nmのLine&Spaceマスターを作製し、これを用いてレジストパターンを複製することに成功しています。

関連ニュースリリース:
http://www.dnp.co.jp/news/1189670_2482.html新規ウィンドウが開きます
 

微細加工分野のその他の研究開発事例

http://www.dnp.co.jp/news/10082528_2482.html新規ウィンドウが開きます

1x imprint demonstration

  • Master
  • Imprint
 

15nm is successfully imprinted

ホログラムを用いてレーザー光源を利用したプロジェクターやディスプレイの映像のちらつきを防ぐ技術を開発

 

レーザー光源を利用したプロジェクターやディスプレイなどで発生し、映像のちらつきの原因となる「スペックルノイズ」を、ホログラムの多重記録機能、光整形機能を応用して、軽減する技術を開発しました。


体積型ホログラムの応用

 
関連ニュースリリース:
http://www.dnp.co.jp/news/1225648_2482.html新規ウィンドウが開きます
http://www.dnp.co.jp/news/1208578_2482.html新規ウィンドウが開きます
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http://www.dnp.co.jp/news/1189642_2482.html新規ウィンドウが開きます

評価解析技術によるDNP製品の高性能化・高品質化

 

印刷技術は、ナノオーダーの制御をメートル幅で行う、特殊なモノづくり技術です。将来につながるDNPのあらゆる「モノづくり根幹技術」の強化・発展のために、評価解析技術の高度化研究を行っています。
製品機能評価技術・材料構造解析技術・製造プロセス解析技術により、「製品を特徴づけ、価値を与える機能がどのように発現するか」、そのメカニズムを解析し、研究開発部門やモノづくり部門と連携することで、DNP製品の高性能化・高品質化を進めています。

 

〜グラビア印刷のインキ転移挙動解析〜

高品質な印刷物を作り上げる最適なインキやセル形状を開発するため、評価解析技術を駆使し、インキが転移する現象を科学的に解明する取り組みを行っています。

版胴に供給したインキが印刷物に転移する様子を高速度カメラで撮影したところ、版のセル形状により、インキの転移挙動が異なることが観察されました。( 印刷物の品質:セル形状A > セル形状B )

設計・シミュレーション技術・計測技術

高度化するエレクトロニクス製品部材の開発を進めるために、性能を最大限に発揮させるための個別デバイスを含む回路設計に加え、ミクロな電気接合部に生じる応力および寿命を予測するシミュレーション技術や、蓄積した熱による製品誤動作を回避するための熱流体シミュレーション技術との練成解析を進めています。また、開発製品の動作特性が設計通りに得られているかを検証する計測技術の高度化も積極的に推し進めています。

ジェネリック医薬品原薬の開発

ジェネリック医薬品原薬とは、ジェネリック医薬品に含まれる、薬効を発現するもとになる有効成分です。DNPは蓄積してきた精密有機合成反応技術を駆使して、ジェネリック医薬品の成分の中で目的とする効果を示す化学成分を製造しています。DNPでは、将来有望なジェネリック医薬品原薬をターゲットにラボ検討から量産化まで研究開発をしています。

ジェネリック医薬品原薬の合成例

DNPは、強みである印刷技術や情報技術を応用し、メディカルヘルスケア分野での事業展開に注力しています。その一環として、菌の集合体である「コロニー」の視認性に優れた、簡単で使いやすい培地「DNP微生物検査用フィルム培地Medi・CaTM」と、そこで培養された菌のコロニーの検出精度を高めた計測装置「DNPフィルム培地Medi・Ca用コロニーカウントシステム」を開発しました。両製品を組み合わせることで、主に食品メーカーで行われている微生物検査の、時間短縮と業務負荷低減につなげることができます。
DNPは、今後も簡易で低価格、かつ付加価値の高い微生物検査製品および周辺の製品開発に取組み、「食の安全・安心」を支える食品衛生検査業務の負荷を大幅に改善することを通じて、社会の発展に貢献していきます。

関連ニュースリリース:
http://www.dnp.co.jp/news/10102639_2482.html新規ウィンドウが開きます
http://www.dnp.co.jp/news/10111430_2482.html新規ウィンドウが開きます
http://www.dnp.co.jp/works/detail/10117348_18925.html新規ウィンドウが開きます
http://www.dnp.co.jp/works/detail/10117350_18925.html新規ウィンドウが開きます
http://www.dnp.co.jp/news/10123732_2482.html新規ウィンドウが開きます

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