電子システム

概要:独自のLSI設計・製造管理技術、高密度電子実装技術に、画像処理技術、無線コミュニケーション技術、情報セキュリティ技術を垂直統合し、オリジナリティの高い新しい電子メディア製品の提供を目指します。

NFCとは、日本で広く普及しているFeliCa®や、海外で普及しているISO14443-A、14443-Bなどの非接触ICカードの読み取りが可能な、国際標準の通信規格です。ICカードのマルチリーダ・ライタとしての機能に加えて、NFCを搭載した機器同士で通信することも可能で、NFCで相手を特定して、他の高速無線通信技術で通信するなど、機器間通信の固体識別認証技術としても、幅広い応用が期待されています。DNPでは、今後の用途拡大を見据えて、さまざまなデジタル機器やシステムに合わせたNFCモジュールの開発を行っています。

関連ニュースリリース:
http://www.dnp.co.jp/news/1189679_2482.html新規ウィンドウが開きます

 

人体通信システム

 

人体通信とは、誘電体である人体があたかもケーブル(有線)のようにふるまい、 情報を伝達する通信技術です。DNPでは、人体に影響のない電界方式を採用し、人体がもつ体表面の電界に信号を与え、人体近傍に限定される通信を実現しています。
ICカードを利用したシステムにおいては、入退ゲート(読み取り装置)にICカードをかざして利用していますが、人体通信技術を用いたシステムではICカードを携帯するだけで、読み取り装置にかざすことなく利用できます。

圧力センサー

 

外力で変化する感圧材料の抵抗値を有機薄膜トランジスタ(OTFT)アレイを介して電気的に読み取ることで、既存製品(パッシブ駆動型センサー)では達成できない高精細かつ高速なセンシング性能を実現しています。
圧力センサーを用いることで、足形や重心などの人の動きを可視化し、さまざまな用途向けに研究・開発を行っています。

リアルタイム画像解析システム

 

監視カメラ画像をリアルタイムで解析することにより、早期に異常を発見・検出し、事故・災害の危険を察知するシステムを開発しています。例えば、機械式駐車場での巻き込み事故を未然に察知するために、駐車場内に取り残された人を検出します。人の検出にはモーション検出に加え、転倒して動けなくなった人を察知するための静止物検出という新たな技術を開発しました。人やモノの動きを捉えるために、照明変化、影や映りこみをDNP 独自のアルゴリズムで判別しており、色および形状情報を元にした追跡処理も行っています。これらの処理は環境に応じたパラメータ設定が可能です。このようにきめ細かな設定によって最適な解析結果を導き出せることが、既存システムにはない大きな特徴です。


  • モーション検出

  • 静止物検出
 

細胞画像認識システム

 

DNPは、培養中の細胞の形や動き(異動・分裂・生死など)を定量化し、経時変化の様子を自動で解析するトラッキング技術をカーネギメロン大学と共同で開発しました。細胞を染色して評価する従来手法と異なり、画像による診断を行うため、細胞を損なうことなく安定的な品質管理が可能になるほか、細胞評価のさまざまな指標を得ることができるようになりました。将来的には、再生医療における治療用細胞の安定供給に大きく貢献することが期待されており、新薬の効果検証や細胞品質管理などにも幅広く応用できると考えられています。

個々の細胞の動きをトラッキングする画像認識技術

 

電子ペーパーを利用した表示システムを提供しています。特徴はボタン電池での長期間駆動、表示データのワイヤレス通信であり、設置場所を選びません。製造工場での作業指示書ペーパーレス化として多数の実績があります。また、会議室前に設置し、予約状況を見える化することで次予約状況や空き状況がその場で判り、延長等の手続をスムーズに行うことができるといった用途にも展開しています。
DNPでは、様々なシチュエーションで利用できるよう、表示器サイズのバリエーションを増やし、有用な機能を搭載した電子ペーパー表示システム開発を行っています。


  • 電子ペーパー表示器
  • 会議室予約表示

 
  • 研究所・開発部門