●1998年度アーバナート展、
総合審査会(パルコ)
昨年に続いて二度目の参加。「アーバナート」についてはファイアンアートの側からいろいろいうひともいるけど、日本のようなそもそもファインアートの文脈があるんだかないんだかわかんない場所では、なんでもありの異種混合の場である「アーバナート」には、むしろそれゆえに一歩抜きん出た才能を生み出す可能性があると思う。とはいえ、はやりに流される向きも依然として少なくなく、なかでも今年は全体に文字を使った作品が目立ったが、これはやや遅れたエヴァ効果? いつもながら最高賞、パルコ賞の選考は大荒に荒れたが、これもジャンルを異にする審査員同士が顔をあわせるアーバナートならでは。
アーバナート展#7
11/13-12/2 渋谷パルコ |