DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2011年06月24日

 

大日本印刷株式会社
株式会社エムズコミュニケイト
株式会社主婦の友社

大日本印刷 エムズコミュニケイト 主婦の友社、女性誌の広告効果を調査

情報感度の高い読者に顕著にあらわれた広告効果

 

大日本印刷株式会社(以下:DNP)、DNPの子会社で、顧客とのコミュニケーションに関するコンサルティング事業を手がける株式会社エムズコミュニケイト(以下:エムズ)、DNPと資本・業務提携している株式会社主婦の友社の3社は、株式会社資生堂の協力を得て、女性誌に掲載された広告の効果について、調査を行いました。

【背景】

近年、広告宣伝費の使用傾向として、より明確に広告効果を把握できる媒体に広告宣伝費を集中させる傾向が強まっています。そうした中、広告主からは、広告媒体を選定する判断材料として、広告効果の「見える化」が強く求められており、雑誌や雑誌広告に関わる業界団体が、雑誌広告効果測定の標準指標を検討するなど、広告効果測定へのニーズが高まっています。

DNP、エムズ、主婦の友社は、女性誌の広告効果測定の手法を模索していましたが、今回広告主である資生堂とともに手法や設問内容の検討を行い、雑誌広告効果測定の一つのケーススタディ(事例研究)として、調査を行いました。資生堂は、今回のような雑誌単独の実証実験などをきっかけに、雑誌媒体の広告効果の見える化の動きが業界全体でさらに活性化することを期待しています。

【調査の実施概要】

調査方法 : インターネット(パソコンおよび携帯)によるアンケート調査

主婦の友社ネットアンケートクラブRay登録会員を下記の2グループに分けて、広告該当商品に対する意識・行動を調査した。

<グループ1>女性誌発売前(1週間前)で広告を見ていないグループ

<グループ2>女性誌発売後(1週間後)で広告を見た人を含むグループ

                    * グループ1とグループ2のメンバーは重複していない。

また、各グループを対象に情報感度を調べて、情報高感度層を抽出し、情報高感度層についてのデータも分析した。

調査対象 : 主婦の友社ネットアンケートクラブRay登録会員 1,922名

調査時期 : 2010年10月〜12月

広告対象商品 : 資生堂 d プログラム「ドライゾーンリペアエッセンス」

広告掲載誌 : Ray12月号(純広告掲載)、1月号(編集タイアップ掲載)

設問内容 : 広告商品に対する意識や態度に関する設問、および回答者の情報感度など属性に関

する設問。

【調査結果のポイント】

調査結果から、女性向けの新商品発売時には、情報高感度層がよく読む女性誌に広告を出稿すると、低コストでありながらも、高い広告効果を得られる可能性があることなどがわかりました。

○ 情報高感度層の読者において、広告効果による商品イメージ上昇が見られた

自ら情報を積極的に集め、情報認知力・発信力が高いと言われる情報高感度層において、商品広告を見ていないグループ1よりも、女性誌発売後商品広告を見た人を含むグループ2の方が、商品イメージが上昇し、ブランドの好感度がアップしました。特に「しっとり感」「品質がよい」「効き目がある」などのイメージが高まり、情報高感度層には広告のメッセージがよく理解されることがわかりました。また、情報高感度層に特定せず全層で同様の調査を行ったところ、女性誌発売の前後に関係なく、商品イメージの大きな変化は見られませんでした。

○ 情報高感度層の読者において、広告効果による購買意欲の上昇が見られた

情報高感度層において、女性誌発売後商品広告を見た人を含むグループ2では、「購入したい」と回答した割合がグループ1に比べて8%増と高くなり、より多くの購買行動につながることが期待できます。一方で、全層では女性誌発売の前後に関係なく、購買意欲の大きな変化は見られませんでした。

○ 純広告と編集タイアップ広告では、広告効果があらわれる項目や値が異なる

純広告と編集タイアップ広告で上昇するイメージ項目に違いがあり、「しっとり感」などの商品そのもののイメージについては純広告での値が大きく上昇し、「効き目がある」などの商品の効果・効能イメージについては、記事広告での値が大きく上昇しました。広告の出稿形態、訴求内容によって広告効果があらわれる項目や値が変化することがわかりました。

○ 女性誌購読者の高感度層比率は高い

女性誌購読者に対して、商品情報の確認度合い 、情報発信の有無、自分の生活・個性を大切にするかなど、情報感度に関する調査を行い、高感度層の比率について調査を行いました。その結果、女性誌購読者の高感度層比率は、一般女性の高感度層比率の約1.5倍であり、女性誌は高い確率で高感度層に情報を届けられる媒体であることがわかりました。また、広告掲載を発端とした高感度層からのブログ・SNS・ツイッターなどへの口コミ情報の発信も大いに期待できます。

【今後の展開】

DNP、エムズは2011年度中に、雑誌広告効果測定や媒体資料作成のサービス提供を行う予定です。また、雑誌や雑誌広告に関わる業界のニーズを汲み取り、出版社、広告主、広告代理店のさらなる協力を得て、アンケートシステムやモニター母集団の構築を検討していきます。今後は、女性誌以外の雑誌も広告効果測定の対象とし、雑誌媒体価値の向上および雑誌広告の発展に貢献していきます。

 
(会社概要)
大日本印刷株式会社        本社:東京都新宿区 社長:北島義俊 資本金:1,144億円
株式会社エムズコミュニケイト    本社:東京都品川区 社長:岡田祐子 資本金:3,000万円
株式会社主婦の友社        本社:東京都千代田区 社長: 荻野善之 資本金: 21億1,108万円
 
※プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
 
 
 

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