
2012年02月10日
CDやDVD、BDなどの光学ディスク用UHF帯ICタグの販売を開始
通信距離が長く一括読み取りで管理業務を大幅に効率化
大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、CDやDVD、BD(ブルーレイディスク)など全ての光学ディスクに対応したUHF帯ICタグを2012年2月10日より販売します。
光学ディスク用UHF帯ICタグは、DNP、富士通フロンテック株式会社、株式会社富士通研究所が2010年5月に光学ディスク用に世界で初めて開発したものです。この製品は、通信距離が長く、種類が異なる光学ディスクが重なった状態でも一括して読み取ることができるため、管理業務の大幅な効率化を実現します。
なお、本製品は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が、2011年12月にオープンした「代官山 蔦屋書店」の映像・音楽フロアでCD及びDVD、BDのレンタル用途で採用されました。
【開発の背景】
従来、店舗でのCDやDVD、BDの管理には、バーコードやHF帯(13.56MHz)ICタグが一般的に使用されています。しかし、HF帯ICタグは通信距離が密着〜10cm程度と短く、また、種類が異なる光学ディスクが重なると読み取り精度が落ちるため、バーコードと同様に一枚ずつ取り出して読み取る必要がありました。
そこで、通信距離が長いUHF帯ICタグを用いて、種類が異なる光学ディスクを数十枚重ねた状態でも一括して読み取れ、棚や段ボールに保管された状態でも入出荷管理が簡単・正確に行える製品の開発が求められていました。
【光学ディスク用UHF帯ICタグの特長】
■スピーディかつ正確な管理業務を実現
100枚程度の光学ディスクであれば、段ボールに入ったままでもハンディターミナルを使用して読み取ることができ、商品点検業務や棚卸業務などを迅速かつ確実に行うことができます。CDやDVD、BDなどの貸出・返却業務では、自動貸出機の上にICタグが貼付された商品を置くだけで自動的に読み取り、迅速に処理することができます。UHF帯ICタグは複数商品の一括読み取りを可能にするため、一連の管理業務の作業負荷を大幅に軽減します。
■店舗の出入り口付近に設置するゲートアンテナによる盗難防止
通信距離が約1.5m〜2.5mと長いため、商品に貼付したICタグを自動で読み取るゲートアンテナを店舗出入り口に設置しておけば、決済されていない商品がゲートを通過する際に検知することができ、盗難防止に役立てることができます。
【主な仕様】
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適応規格 |
ISO/IEC18000-6 TypeC |
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寸法 |
直径48mm×高さ0.2mm |
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通信距離 |
約1.5〜2.5m ※4Weirp、直線偏波アンテナ使用時(読み取り環境により異なります。) |
【参考価格(税抜き)】
ロット50万個の場合、1個あたり約40円。
【今後の展開】
DNPはこの光学ディスク用UHF帯ICタグを、音楽業界や映像業界、機密情報などを扱う管理センターや図書館などへ販売し、2012年度までに関連受注を含めて5億円の売上を目指します。

