DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2012年06月01日

 

秀英体・活字

大日本印刷 オリジナル書体『秀英体』をライセンス提供

モリサワが新書体の秀英角ゴシック金・銀、秀英丸ゴシックなど9書体を発売開始

 

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、DNPのオリジナル書体『秀英体』の「秀英角ゴシック金 L/B」「秀英角ゴシック銀 L/B」「秀英丸ゴシック L/B」を開発しました。この6書体に、新たな文字を追加した「秀英明朝 L/M/B」3書体の合計9書体を株式会社モリサワ(本社:大阪 社長:森澤彰彦 資本金:1億円)にライセンス提供しました。

これまでモリサワは、DNPのライセンスに基づき、DTP(Desk Top Publishing)向けのフォントとして、2009年と2010年に秀英体の明朝体フォント4書体を発売しており、今回第3弾商品として、これら9書体を本年秋に発売します。

【2012年に発売するフォントの概要】

「秀英角ゴシック」の「金」と「銀」では、ひらがな・カタカナのデザインが異なります。よりオーソドックスなゴシック体のひらがな・カタカナをセットにした「金」と、秀英明朝体のデザインに合わせたひらがな・カタカナをセットにした「銀」の2種類から、制作者の好みやコンテンツに応じて使い分けることができます。「秀英丸ゴシック」は、長い文章でも読みやすいように、くせのないすっきりとしたデザインとしました。いずれも印刷物はもちろん、電子書籍などディスプレーで表示する文章にも最適なフォントです。

「秀英明朝L/M/B」は、2009年と2010年に発売し、出版物や広告などで広く利用されています。今回、U-PRESS(共同通信社の記事配信用文字セット)やJIS補助漢字も収録して、従来の、Lは20,317文字から、M/Bは15,444文字から、それぞれ23,058文字に増やしたため、より専門的な内容の書籍や辞書での活用も可能になりました。

【フォントの仕様と販売方法】

フォーマットは全てOpenTypeフォントで、「秀英角ゴシック 金」「秀英角ゴシック 銀」「秀英丸ゴシック」はAdobe-Japan1-3(Std=9,354文字)に、「秀英明朝」はAdobe-Japan1-6(Pr6・Pr6N=23,058文字)に、それぞれ準拠しています。

いずれの書体も、モリサワのフォントライセンスシステム「MORISAWA PASSPORT」「MORISAWA PASSPORT ONE」として提供するほか、「MORISAWA Font Select Pack 1/3/5」としてパッケージ商品で販売します。

・フォント仕様の詳細

 秀英角ゴシック金 L(Std)、秀英角ゴシック金 B(Std)

 秀英角ゴシック銀 L(Std)、秀英角ゴシック銀 B(Std)

 秀英丸ゴシック L(Std)、秀英丸ゴシック B(Std)

 秀英明朝 L(Pr6/Pr6N)、秀英明朝 M(Pr6/Pr6N)、秀英明朝 B(Pr6/Pr6N)

 ※L/M/Bはフォントの太さで、Light(細明朝または細ゴシック)/Medium(中太明朝または中太ゴシック)/Bold(太明朝または太ゴシック)を意味します。
 ※Pr6NはJIS2004字形対応フォントです。

【今後の取り組み】

今後DNPは、秀英体の利用範囲をさらに拡張していくため、電子書籍などの閲覧用ソフト、スマートフォンやタブレット端末などのデバイスへのライセンス提供を推進していきます。また、秀英初号明朝の旧字拡張や角ゴシック・丸ゴシックの字種拡張、DNPが保有する活字書体の復刻などに取り組んでいきます。

【秀英体について】

秀英体は、DNPが明治時代から開発を続けているオリジナルの書体で、優美でしなやかな線画を持ち、 美しく読みやすい書体として、書籍の作り手や読者から高い評価を得てきました。2006年10月からは、DNP創業130周年の一環として、秀英体リニューアル事業「平成の大改刻」に取り組み、既存のデジタルフォントである秀英細・中・太明朝の改訂、金属活字時代の秀英初号明朝のデジタル化、新書体の開発などを行ってきました。DNPはこれまで秀英体を、電子書籍ビューアーなどの限られた用途を除いては、DNPの社内で作成する製品に限定して使用してきました。昨今、DTPソフトの普及にともない、秀英体をDTP環境で使用したいという出版社やブックデザイナーなどのニーズが高まっています。これに応えて、秀英体をより多くの方が利用できるよう、「平成の大改刻」の成果である最新の書体をモリサワにライセンス提供し、モリサワはデザイナーや生活者などに向けて、誰もがパソコンなどで利用できるフォントとして販売しています。

【モリサワへのライセンス提供の経緯】

DNPはモリサワに対して1984年と2001年に金属活字時代の仮名書体「秀英3号」「秀英5号」をライセンス提供し、モリサワはフォント製品として販売しています。2009年11月には、秀英体リニューアル事業「平成の大改刻」で開発した「秀英明朝L」が発売され、2010年9月には第2弾として、「秀英明朝M/B」「秀英初号明朝」が発売されました。今回のライセンス提供は第3弾です。

 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
 
 
 

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