DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2013年06月19日

 

学習意欲や理解力を高めるデジタル教科書・教材システムを開発

北海道の小学校で6/21より実証実験

 

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、デジタル教科書・教材の配信やタブレット端末での閲覧・操作に必要なビュアー、次の時間の授業や自習に活用できる学習履歴の保存機能などを持つデジタル教科書・教材システムを開発しました。

今回、6月20日〜21日に北海道教育大学附属旭川小学校で開催される教育研究大会の公開授業(2年生・国語、21日実施)において、当デジタル教科書・教材システムを利用した実証実験を開始します。継続して、教育関係者や児童・生徒からの要望、使い勝手などについて実験を通じて検証し、今後のサービスに反映させていきます。

【実証実験開始の背景】

現在、学校教育に電子黒板やタブレット端末、デジタル教科書・教材などの情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)を取り入れて学習効果を高めていく政策が進められており、児童・生徒一人に一台の端末を配布して行う授業の実証実験も国によって進められています。

デジタル教科書・教材には、教師が電子黒板などに大きく表示して指導する「教師用」と、児童・生徒が各自の端末で閲覧する「児童・生徒用」がありますが、民間による小中学校向けの実用的な児童・生徒用デジタル教科書・教材は整備されておらず、各教科書出版社が、授業内容の理解度や学習意欲を高めるためのデジタル教科書・教材の内容などを検証している状況です。

DNPは、今回の教育現場での実証実験を通じて小中学校向けデジタル教科書・教材の課題を抽出し、必要な機能などの検証を進めます。また、教師と児童・生徒、教師同士、児童・生徒同士がICTを介して円滑なコミュニケーションを図れるとともに、授業内容の理解度や学習意欲の向上につながるデジタル教科書・教材システムの提供を目指します。

【実証実験の概要】

実証実験で使用する国語のデジタル教科書・教材は、教科書の出版・販売を行う教育出版株式会社(本社:東京 社長:小林一光 資本金:6,000万円)(DNPのグループ会社)が企画したものです。タブレット端末を使って児童の興味を引くことで、授業への積極的な参加や発言が期待できます。端末の画面上で説明が必要な単語に触れるとポップアップで解説文を表示する機能や、タブレット端末画面への書き込み機能、教師が説明している箇所をマーカー表示する機能などを、授業の目標を達成するために必要な場面において使用した授業を実施します。これにより、各機能の使い勝手とともに、児童の集中力の度合いなども検証していきます。

実施日程    : 2013年6月21日(金) 10:30〜11:15 (小学校への事前申込が必要)

会   場  : 北海道教育大学付属旭川小学校 (所在地:北海道旭川市春光4条1丁目)

実施学年・教科  : 2年生・国語

題   材  : 「昔のお話を楽しむ(かさこじぞう)」

授業内容    : 電子黒板とタブレット端末を活用し、紙の教科書にはない多彩な資料提示による読解力の向上ならびに、音読技能の向上を目指した授業を行う予定です。

【今後の展開】

DNPは、北海道教育大学附属旭川小学校とデジタル教科書・教材システムに関する実証実験を継続的に行うとともに、その他の教育機関との実証実験も進めていきます。これにより、教師や児童・生徒が使いやすく役に立つ機能を把握し、児童・生徒一人ひとりの学習進度に合わせたコンテンツやメッセージの提供など、興味喚起や理解度向上を促す多様な機能を開発していきます。

2013年9月からは、教育出版のほか、複数の教科書出版社と連携して実証実験を行い、2014年4月から教科書出版社向けに、デジタル教科書・教材システムを提供していく計画です。

 

 
 
 

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