ニュースリリース

AI(人工知能)を使って人とロボットのコミュニケーションを支援する『知能コミュニケーションプラットフォーム』の構築を開始

第一弾として「音声AIナビゲーションシステム」と「対話型AIシステム」を開発

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、人とロボットのハイレベルなコミュニケーションを支援する「知能コミュニケーションプラットフォーム」の構築を開始します。本プラットフォームは、AI(Artificial Intelligence:人工知能)を使い、ロボットがイノベーションにつながる知的創造や、人の意図を察した対話の実現など、人とハイレベルなコミュニケーションがとれる知能を実現するものです。今回、第一弾として、「音声AIナビゲーションシステム」と「対話型AIシステム」を開発しました。

【開発の背景】

日本では、少子高齢化によって労働人口が減少しており、今後の労働力不足が予想されています。その労働力不足を補う手段としてロボットが有力視されており、ロボットと人が共創していくためには、ロボットが相手の意図を読み取り、対話し、考え、学べる「知能」を持つ必要があります。一方で、クラウドコンピューティング、機械に自動的に概念や行動プログラムを学習させる機械学習、膨大なWeb情報から必要な分野の知識情報の抽出などの研究が進展し、AIの進化が急速に進んできています。

DNPは、ロボットが人と同様な発想や対話などが行えるようになるための知能システムを提供するべく、最新のAI技術とDNPが培ってきたコミュニケーション関連の技術を組み合わせ、企業や生活者の知的活動を支援する知能コミュニケーションプラットフォームを開発していきます。

【DNPが推進する「知能コミュニケーションプラットフォーム」について】

・音声認識や、発想、対話などコミュニケーションに必要な知能処理機能をクラウド型で提供します。

・対話を重ねることで知識や感情などの情報が蓄積され、知能レベルや感情を察する精度が向上します。

<応用例>

・企業の新商品開発や新規事業の検討

・店舗の接客における関連商品や意外な商品の提案

・娯楽施設などでの生活者とのコミュニケーションツール

【今回開発した2つのシステムの概要】

<音声AIナビゲーションシステム>

展示会やイベント会場に設置したデジタルサイネージなどに来場者が話しかけることによって、ナビゲーションシステムをインタラクティブに操作することができます。会場案内、展示内容、出演者などの情報を動画や静止画、音声で提供します。人が話す日常的な言語をコンピューターが処理解析する自然言語処理技術により、来場者が希望するイベント関連情報などを的確に表示します。

<対話型AIシステム>

音声によるロボットとの対話を通じて、その言葉に関連する新たな言葉を大量のWebページのデータから自動学習します。その学習結果を蓄積することによって、関連用語や関連情報、意外な発見や気付きにつながるアイデアを提供します。

【今後の展開】

今後DNPは、人とロボットのコミュニケーションに必要な機能を開発するとともに、今回開発したシステムの利便性の向上をはかり、2015年までに「知能コミュニケーションプラットフォーム」の実用化を目指します。

なお、11月10日(月)〜13日(木)にDNP五反田ビルで開催している「次世代コミュニケーション展2014」で音声AIナビゲーションシステムと対話型AIシステムを紹介します。

 
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