DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2014年12月11日

 

情報技術

音に電子透かしを埋め込み、キャンペーンなどの関連情報を配信するサービスを開発

新宿の街頭ビジョン「ユニカビジョン」で採用

 

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、店内などに流れる音に埋め込まれた電子透かしを取得してイベントやクーポンなどの情報をスマートフォンで閲覧できるサービスを開発しました。株式会社ユニカが運営する新宿駅東口の街頭ビジョン「ユニカビジョン」で、本サービスを利用した情報配信が採用されました。

【サービス開発の背景】

DNPは、人が識別できないデジタルコード(電子透かし)を、雑誌やチラシの写真やイラストなどの印刷データに埋め込み、スマートフォンのカメラで印刷物を撮影すると、関連情報をスマートフォンに配信するサービス『QUEMA(キューマ:QUick and Easy Media Access)』を、2011年より提供しています。これまでに、出版社・メーカー・金融機関など、さまざまな業種の50社を超える企業で採用されています。

近年、リアルな店舗とウェブサイトなど、企業と生活者のさまざまな接点を連動させて販促効果を高める、O2O(Online to Offline)やオムニチャネルなどのマーケティング手法が注目されています。これに対しDNPは、印刷物だけでなく、音源データに埋め込まれた電子透かしを認識する“音響電子透かし技術”を応用し、テレビやラジオ、デジタルサイネージや店内放送などで流す音からデジタルコンテンツへ誘導するサービスを開発しました。DNPは、これらの多様な情報メディアを連動させて、企業と生活者のコミュニケーションを多面的に支援していくシステムの開発に努めていきます。

【音響電子透かしサービスの概要】

デジタルサイネージや店内などで流す音源データに、あらかじめ電子透かしを埋め込み、生活者が専用アプリを立ち上げた状態でスマートフォンがその音を感知すると、音源データとそこに埋め込まれた音響電子透かし情報を取得し、関連するさまざまな情報をスマートフォンへ配信します。

本サービスの特長は以下の通りです。

  • 人間の耳では識別しにくい電子透かし技術を活用しており、電子透かしを埋め込んだ音は原音とほとんど変わりません。
  • 電子透かしには高周波領域を使わないため、既存のスピーカーを利用してサービスを提供できます。
  • 1曲の中で部分ごとに埋め込む情報を変えることによって、複数の情報を配信することができます。
  • 音が届く範囲であれば、同時に多くに生活者に情報を配信できます。
  • アクセスログを取得して、マーケティング施策の改善に活用できます。

【ユニカビジョンの導入について】

今回開発したサービスが、3面大型街頭ビジョン「ユニカビジョン」で採用されました。

生活者は、専用のスマートフォンアプリ「VISION α(ビジョンアルファ)」を無料でダウンロードできます。スマートフォンが、ユニカビジョンで流れているライブや映画の音楽を感知すると、キャンペーンサイトにアクセスし、アーティストのプレミアムグッズやイベントのチケット、映画鑑賞券などのプレゼントに応募できます。

VISION αは、iOSとAndroid OSに対応しています。ユニカビジョンの情報配信サービスは、12月15日に開始します。

【今後の取り組み】

DNPは、印刷の画像電子透かしと音響電子透かしの両方に対応したアプリ『QUEMA for Smartphone』を、2015年1月より配信する予定です。

DNPは、放送関連、小売、メーカーなどの企業に音響電子透かしを利用した情報配信サービスを提供し、2016年度までの3年間累計で5億円の売上を見込んでいます。

 
大日本印刷株式会社      本社: 東京  社長: 北島義俊  資本金: 1,144億円
株式会社ユニカ      本社: 東京  社長: 磯崎元彦   資本金: 9,900万円

 

* QUEMAは大日本印刷株式会社の登録商標です。
* QUEMAは、株式会社MONIC(本社:東京都渋谷区 代表取締役:物袋良雄)と、米Digimarc Corporation(NASDAQ:DMRC 本社:米国オレゴン州 CEO: BRUCE DAVIS)の電子透かし技術を採用しています。
* VISION αは株式会社ユニカの登録商標です。
 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
 
 
 

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