ニュースリリース

2015年07月01日

 

加工技術

AR技術を活用した“AR動く写真”サービスを開始

 

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、拡張現実(AR、Augmented Reality)技術を活用し、写真プリントをスマートフォンやタブレット端末の無料の専用アプリで読み取ると、関連する動画がARで再生される「AR動く写真サービス」を本年8月に開始します(専用アプリの配信は7月中旬開始の予定)。

本サービスは、写真画像の保管、サイト構築、写真のプリント・加工、配送などの機能をワンストップで提供する「DNP Imaging Mall」のメニューの一つとして提供します。静止画・動画のデータ保管、動画配信などに必要なシステムは、クラウド型で提供します。

 

【サービス開始の背景】

芸能事務所やスポーツチームを運営している企業などは、アーティストやアイドル、タレント、プロスポーツ選手などの静止画や動画のデータを数多く所有しており、これらを活用したコンテンツビジネスの拡大を検討しています。しかし、これらの画像や動画は、違法ダウンロードやコピーなどの懸念から、あまり活用されず、写真の販売や動画配信サイトでの配信に限られていました。

一方これらのファンは、好きなアーティストやスポーツ選手などの画像や動画などのさまざまなコンテンツを手軽に入手できる方法を求めています。

この課題に対しDNPは、AR技術を活用することで、静止画と動画のデータを融合した新たな楽しみ方が可能になる「AR動く写真サービス」を開始します。

【本サービスの概要と特長】

本サービスは、生活者がウェブサイトや店舗で購入した写真プリントに印刷されている2次元コードを、スマートフォンやタブレット端末の無料の専用アプリ「AR動く写真ビューアー」で読み取ると、その写真に関連した動画データがダウンロードされ、端末上で動画が再生されます。

生活者と企業のメリットは、以下の通りです。

○生活者のメリット

・生活者は、好きなアーティストやアイドルやスポーツ選手の写真が動き出すような感覚を体験できます。またコンサートやスポーツの会場での臨場感や熱気が動画として再生されるため、その時の感動を再び味わうことができます。

・イベント会場でのアイドルのメッセージ動画付きの写真や、コンサート会場でのアーティストのライブ映像付きの写真など、今までにない新しいコンテンツを楽しめます。

○企業のメリット

・企業は本サービスによって、容易にウェブサイトや店舗で販売するブロマイドなどに動画という価値を付加することができ、保有するコンテンツを活用した売上の拡大やプロモーション効果の向上につなげられます。

・「DNP Imaging Mall」を利用することで、プリントする写真や配信する動画を随時更新できるため、生活者に継続的に新しいコンテンツを提供することができます。

・動画を再生する端末数をシステム上で制限することが可能です。2次元コード付きの写真が不正に複製されても動画を閲覧できないため、写真の偽造を抑制する効果も見込めます。

・画像の保管からシステムの構築・運用を、耐震性と高セキュリティを備えたDNPのデータセンターで行います。

【今後の展開】

DNPは、芸能事務所やスポーツチームなどのコンテンツ画像を保有する企業を中心に本サービスを提供し、「DNP Imaging Mall」と合わせて2017年に15億円の売上を目指します。

なお当製品は、7月1日(水)〜3日(金)に東京ビッグサイトで開催される「コンテンツ東京 制作・配信ソリューション展」のブースに出展される予定です。

*DNPはいま、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「環境とエネルギー」「暮らしとモビリティ」を成長領域と位置づけ、「未来のあたりまえ」となる製品やサービス、仕組みを創り出す取り組みを推進しています。そのひとつとして、1980年代に開発した写真プリント用の昇華型熱転写記録材などをグローバルに展開し、画像を通じたコミュニケーションの活性化を図る「イメージングコミュニケーション事業」に注力しています。

 

※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。