DNP 大日本印刷

menu

 

ニュースリリース

2015年10月26日

 

情報技術

IoT・IoE社会に向け、中継サーバを介さずに複数端末間のセキュアな直接通信を実現する革新的なインターネットVPN「DNP Multi-Peer VPN」を開発

 

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、アプリケーション(アプリ)やモバイル機器同士のセキュアな通信環境を低価格で構築できるインターネットVirtual Private Network(VPN)「DNP Multi-Peer VPN」を開発しました。

本製品は、アプリやモバイル機器に組み込んで通信データを暗号化するソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)と、クラウド環境またはオンプレミス(自社環境内)に設置するVPNマネジメントサーバで構成されています。VPNマネジメントサーバが、複数のモバイル機器を自動的に認証するため、高度な情報セキュリティ環境の中でインターネット通信することが可能です。

【開発の背景】

個人情報など機密性の高いデータ通信には、従来は主に専用回線が使われていましたが、近年はVPN技術を利用した価格の安いインターネット回線が使われています(図1)。しかしながら、この利用形態においては、VPN装置に経路などさまざまな情報を設定する必要があり、ネットワーク構成の変更や拠点増加の度に、作業が発生する事が課題となっていました。

図1:インターネットVPN

このような課題に対してDNPは、アプリやモバイル機器に組み込むSDKによってセキュリティ性を高めるとともに、通信機器同士のインターネットVPNを安価で安全に構築できる「DNP Multi-Peer VPN」を開発しました。通信に使用するモバイル機器をVPNマネジメントサーバに事前登録しておくだけで、モバイル機器間同士のインターネットVPNがいつでも可能となります(図2)。

図2:DNP Multi-Peer VPN 利用イメージ

このSDKは、拠点間通信に加え、普及が進むモノのインターネット(IoT:Internet of Things)や、すべてのインターネット(IoE:Internet of Everything)通信における安全な通信環境の実現も容易にします。「DNP Multi-Peer VPN」のサーバソフトはLinuxに対応し、SDKはiOS、Android、Windows、LinuxなどのさまざまなOSに対応します。

【「DNP Multi-Peer VPN」の特長】

・通信機器のセキュアな一元管理を容易に実現

VPNマネジメントサーバ*の管理者画面から、簡単に全ての通信機器の登録やグルーピング等の設定ができます。登録された全ての通信機器は、電子証明書や独自の端末認証、IDやパスワードなどで自動的に認証され、通信を行うことができます。

* オンプレミスまたはクラウドにサーバが必要となります。

・複数機器の同時インターネットVPNを実現し、情報漏えいのリスクを軽減

独自の接続技術により、中継サーバを経由せずに、スマートフォンやタブレット端末などの複数の機器間で同時にインターネットVPNを構築することができます。多彩なネットワークの構築に対応できるため、利便性が向上するほか、必要な相手に直接通信できることによって、IoTやIoE社会における情報漏えいのリスク低減につながります。

・既存のネットワークがそのまま利用可能

LAN(Local Area Network)環境からインターネット環境に通信する際のネットワークアドレスがNAT変換されても、既存のネットワークを変更することなくそのまま利用できます。

【参考価格(税抜き)】  

月額使用料金

10 ID利用の場合、1IDあたり400円

10,000 ID利用の場合、1IDあたり50円

※価格は利用端末数によって変動します。運用には別途サーバが必要です。

【今後の展開】

DNPは、「DNP Multi-Peer VPN」をサービス事業者、ソフトや機器の開発事業者、ICT(Information and Communication Technology)販売事業者などに販売して、各社の製品・サービスへの組み込みを促し、2018年度の1年間で7億円の売上を目指します。

なおDNPは、10/28(水)〜30(金)に幕張メッセで開催される「情報セキュリティEXPO」と、10/25(日)〜28(水)にアメリカのラスベガスで開催される「Money20/20」のDNPブースで「DNP Multi-Peer VPN」を紹介します。

 
※DNPはいま、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「住まいとモビリティ」「環境とエネルギー」を成長領域と位置づけ、「未来のあたりまえ」となる製品やサービス、仕組みを創り出す取り組みを推進しています。そのひとつとして、DNPは社会的なニーズが高まっている情報セキュリティへの対応を強化して、コンサルティングやマーケティングなどを含めた各種情報セキュリティソリューションを提供しています。
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
 
 
 

ページトップ