DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2017年04月04日

 

アルファマイクロン社と液晶調光フィルム事業で協業

瞬時に光をコントロール、さまざまな色合いを表現。大面積にも対応可能

 

大日本印刷株式会社(DNP)は、ハイテクノロジー液晶アプリケーションの研究開発をおこなうアルファマイクロン社(AMI、本社:米国)と、液晶を使って透過する光を制御する「液晶調光フィルム」事業で協業します。
この液晶調光フィルムは、二色性色素*1と液晶を用い、電圧のオン/オフでフィルムの明暗を瞬時に切り替えて、透過する光をコントロールする製品です。今回の協業により、多様な色が表現可能となるとともに、広い面積にも対応していきます。今年度末から販売を開始します。


*1:色素を異方性のある媒質中に分散して配向させると、ある方向からは着色して見え、それと垂直な方向からはほとんど無色に見える現象を示す色素のこと。

【「液晶調光フィルム」の特長】

さまざまな生活空間で、光を自由にコントロールして快適に過ごしたいというニーズに対し、各種調光システムが、ブラインド、パーティションとしてさまざまな方式で実用化されています。今後の利用拡大が期待される調光システムですが、現状はその方式により、色を切り替える応答速度が遅い、調光時の色合いがダークグレーや乳白色などに限られている、消費電力が大きいなど、それぞれ課題があります。
このような課題に、今回DNPとAMIが協業により開発した液晶調光フィルムは、以下の特長を備えることで対応していきます。

  • 明暗の切り替えに必要な電圧は8〜20Vと、低電圧を実現します。
  • 電圧を変えることで、色合いの明るさを調整することも可能です。
  • 電圧をかけた際の調光速度は1秒以下と、瞬時に色の明暗などを切り替えられるため、自動車のサンルーフやウインドウなど、素早い切り替えが求められる用途に最適です。
  • 色素分子の種類によって、自由に色合いを設計できます。


 

【今後の展開について】

液晶調光フィルム用材料でAMIオリジナルの二色性色素を用いたゲスト(二色性色素)・ホスト(液晶)材料と、DNPの精密コーティング技術と組み合わせ大面積での量産製造技術を確立し、グローバル市場に向けて今年度末より販売を開始する予定です。
DNPは本技術を活かし調光システムの普及に貢献し、本製品を車載用ミラーやサンバイザー、ヘルメット用バイザーのほか、広い面積が必要なサンルーフなどの自動車向けに加え、建物、住宅、オフィスなどさまざまな市場に向けて製造・販売し、2020年度に20億円の売上を目指します。
なお本製品を、4月5日(水)〜7日(金)に東京ビッグサイトで開催される「高機能フィルム展2017」のDNPブースに出展します。


大日本印刷株式会社 本社:東京  社長:北島義俊  資本金:1,144億円
アルファマイクロン社(AlphaMicron, Inc.)  本社:米国オハイオ州  社長:BAHMAN TAHERI 

※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
 
 
 

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