ニュースリリース

配電地上機器を活用したデジタルサイネージサービス「うえのビジョン」の共同実証試験の開始について

東京電力パワーグリッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 武部俊郎、以下、「東電PG」)、大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 北島義俊、以下、「DNP」)、株式会社朝日新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 渡辺雅隆、以下、「朝日新聞社」)の3社は、本年6月1日から、東京都の上野恩賜公園において東電PGが所有する配電地上機器※1を活用した国内初のデジタルサイネージ※2サービス「うえのビジョン」の共同実証試験を開始します。

東電PGは、サービスエリア内に約5万基の配電地上機器を保有しており、今後も無電柱化の進捗により当該機器の増加が見込まれることから、その活用方法を検討しています。
DNPは、デジタルサイネージの配信運用に数多くの実績を持っています。さらに、高精細画像による文化遺産や美術作品のデジタルアーカイブ構築、地域と密着した平常時と緊急災害時への対応に加え、情報サービスの企画・開発等によるデジタルサイネージの付加価値を高める事業展開を推進しています。
朝日新聞社は、展覧会などの文化イベントの新しい告知・発信ツールの可能性を検証するため、今回の共同実施に至りました。

実証試験では、本年6月1日から2018年5月までの間、上野恩賜公園内において、美術館や博物館、動物園等の近傍かつ公園利用者の往来が多い場所に設置されている配電地上機器1基の上部に専用デジタルサイネージを設置するとともに、機器本体へのラッピングによる情報の表示を行います。その立地を活かして、デジタルサイネージで公園内施設の案内や防災情報等、公園利用者に役立つ情報を配信するとともに、緊急災害時には、災害の発生状況や、地域の避難先である公園内に集まった帰宅困難者への情報配信を実施します。また、機器本体へのラッピングにより公園に関連したモチーフやイベント等を表示をすることで、公園の魅力を発信していきます。

今回の実証試験において、東電PGは全体の取りまとめに加え、パナソニック株式会社等と共同で企画・開発するストリートサイネージ※3の実証機の設置を行います。DNPは  配信コンテンツ※4の企画制作と配信、運営を行います。また、朝日新聞社は配信コンテンツの提供を行います。
さらに、実証試験期間において、公園利用者に役立つ追加サービスの検討も行っていきます。

本実証試験を通じて、有用性や実現性、今後の展開の可能性について検討し、文化振興および、安全で安心なまちづくりや日々の生活の利便性向上につなげていきたいと考えています。

以 上


※1:電柱に設置している変圧器や開閉器を、地中化に伴い、地上のボックスに納めた電気設備
※2:ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信する端末
※3:パナソニック株式会社、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社、東電タウンプランニング株式会社と共同で企画・開発する配電地上機器専用のデジタルサイネージ
※4:デジタルサイネージにて表示する公園内施設の案内などの情報


【参 考】


共同実証試験の概要

1. 期間:2017年6月1日〜2018年5月
2. 地域:上野恩賜公園内
3. 概念図:

<実証試験場所>

 

出典:国土地理院ウェブサイト(URL) http://maps.gsi.go.jp/#18/35.716171/139.774187/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0


<うえのビジョン設置イメージ>

※上野恩賜公園のアイドルであり、親しみやすいジャイアントパンダをラッピング表示します。

<うえのビジョンのコンセプト>

<コンテンツイメージ>

特別展コンテンツ(例)


防災コンテンツ(例)                             地域情報コンテンツ(例)