DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2001年11月26日

 

製造業における"匠"の技を次世代に継承

職人的技能を有する生産技術職者を育成、評価、処遇する『マイスター制度』を開始

 

大日本印刷株式会社は、平成13年10月1日より、当社ならびにグループ会社の全製造部門を対象として、「モノづくり」における職人的技能を有する生産技術職者に『マイスター』の称号を与える、『マイスター制度』を開始しました。
『マイスター』に認定された社員には、認定証が授与されるとともに、各職場に認定証と顔写真が掲示されます。ネームバッジには『マイスター認定マーク』が表示され、毎月の給与にマイスター手当が支給されます。
『マイスター』は、自部門だけでなくグループ全体に、自己が持つ優れた技能を伝承する役割を担います。

製造業は、他社と差別化された優れた「モノづくり」を行うとともに、「モノづくり」の技術を継続的に伝承していくことにより、事業を発展させていく必要があります。しかし、現在、自動化や省力化などにより、個々の生産技術職者に培われた職人的技能が活かされないケースも出てきています。こうしたケースが重なることにより、企業にとっては、技術の空洞化により「モノづくり」の力が衰えていく可能性があります。
今回当社は、製造業の原点に立ちかえり、「職人的技能の継承」の重要性を認識し、職人的技能を持った生産技術職者を育成、評価、処遇する制度を設けることとしました。

『マイスター』の称号を受けるためには、以下に挙げる3つの要素を満たしている生産技術職者であることが条件となります。

  1. 専門知識・技能・創造力
    • 固有の能力、資質や勘を保有し、特定の業務について長年の実務経験や努力により身につけた、高度な専門知識・技能を有する。
    • 業務を遂行する上で他の人とは違う考え方、感性、センスを身につけ、どのようなケースでも的確に判断し、成果に結びつけられる創造力と独自の技能を有する。
  2. 知名度・信頼感
    • 特定の業務について、誰もが認める卓越した技能を持ち、当該部門内外を問わず頼りにされ、その人がいることによりスムーズに業務が遂行される。
  3. 指導力
    • 自己の持つ専門技能を後進に修得させるため、後継者の指導ができる。

また、認定手続きは以下のようになります。

  1. 事業部およびDNPグループ各社が、マイスターとして相応しい技能を有し、且つ、前述のマイスター認定基準を満たしている社員を申請する。
  2. 本社技術統括部門と人事部門により構成される『マイスター認定審査会』にて審査を行い、『マイスター』認定者を決定する。

当社は今後、4月と10月の年2回、マイスターの認定を行っていく予定です。
既に、平成13年10月9日に、当社社長、役員、労働組合、グループ会社社長出席のもと、第1回マイスター認定式が行われ、有価証券のデザイン・彫刻に40年以上従事している彫刻士マイスターや、印刷インキの調色(インキの混合)を自己の感覚だけで正確に行うことが出来る調色マイスターなど、25名の『マイスター』が誕生しています。

 
 

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