DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2001年12月04日

 

個別に掲載科目やページ数を変えた個人別シラバス冊子の制作を開始

 

大日本印刷株式会社は、大学のシラバス(授業計画)冊子制作において、全学生に同一内容のものを配布するのではなく、学生毎の個人データに従って、掲載する科目やページ数を変えた、個人別シラバス冊子の制作を開始します(特許出願中)。

シラバスは、年間の授業計画、参考文献、成績評価基準などが科目毎に詳細に記載されており、授業の活性化や、教員と学生とのコミュニケーションツールとして重要視されています。また文部科学省も、今後の教育改革の方策の一つとして、シラバスの積極的な活用を提言しています。
しかし従来のシラバスは、学部全体の科目が掲載されており、通常1〜3cm程度の厚さの冊子となるため、常時携行するには不向きな冊子でした。
また、学生によっては履修できない科目も掲載されているため、学期始めに誤って履修申請を行ってしまい、不要な事務処理が発生するケースもありました。

今回当社が制作を開始する個人別シラバス冊子は、まず当社にて、学部全体のシラバス情報(教員が制作したワープロデータ群)データベースを構築します。同時に、大学の事務部門より、学生の個人データ(所属学部、学生番号、氏名および履修可能科目)を受領します。
その後、シラバス情報データベースと学生の個人データとを照合し、学生別に必要なページのみを抽出した印刷データを生成します。これを、高速・高密度プリンタで出力し、最後に製本加工を行います。
当該年度末(通常3月20日過ぎ)に確定する、学生個人の進級判定情報をベースに、次年度分の掲載科目が決まりますが、当社では、個人別のシラバスを、同年度中(3月31日まで)に制作し納入することを可能としています。

すでに当社は、個別に印刷内容やページ数を変えた旅行パンフレット、通信教育教材などの受託制作を行っていますが、今回の個人別シラバスは、こうした内容可変冊子を制作するノウハウを活かし、かつ大学とのデータのインターフェースを構築することにより実現したものです。

個人別シラバス冊子により、

  • 履修不可科目の誤申請時に発生するエラー対応など不要な事務処理を削減できる
  • 従来の1/2から1/3のページ数に削減できるため就学時の携帯促進が期待できる
  • ページ数の削減による製作コスト低減

などの効果が期待できます。

シラバスには、学部全体のカリキュラムを学生が把握するという機能もあるため、当社は、携帯に容易なカード型CD-ROMにこれらのデータを収録し、個人別シラバスを保管するツールとして提供していく計画です。

個人別シラバスについては、すでに明星大学から、2002年度のシラバス制作の受注が決定しています。当社は、これまでもシラバスのWeb化など総合的なサービスを全国の大学向けに提供してまいりましたが、今回のシステムを新たにメニューに加え、2002年度にまでに、15校からの製作受託やシステムの採用で、5億円の売上を見込んでいます。

 
 

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