DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2001年12月17日

 

情報技術

エリア分析も可能な顧客データ分析システム「Loyalty Cube ez」の販売を開始

 

大日本印刷株式会社は、ポイントカードなどで得た顧客データをもとに、容易にCRM(カスタマー・リレイションシップ・マネジメント)の取り組みが開始できる顧客データ分析システム「Loyalty Cube ez(ロイヤルティ・キューブ・イージー)」を開発しました。当システムは、デシル分析(*1)などの顧客セグメント分析からデジタル地図を活用したエリア分析まで、多彩な顧客データ分析を画期的な低価格で実現したパッケージシステムです。

現在、企業活動において、顧客一人一人との関係性を重視するCRM(カスタマー・リレイションシップ・マネジメント)が注目されています。なかでも店舗を運営する企業では、顧客の囲い込みのツールとしてポイントカードの導入が増加しており、単なるリピート顧客の優遇に留まらず、ポイントカードシステムから得られる情報を分析して、顧客の利用状況にあわせた販促施策立案に結びつけていく動きが起こっています。

このことから、施策立案者が、自らデータを分析して効果的な販促活動を行うことのできる安価で扱い易いシステムのニーズが高まっています。「LoyaltyCube ez」は、こうしたニーズに対して開発したもので、顧客の管理から顧客データ分析・抽出、施策実施に向けたDMラベル印刷などCRMに最低限必要な一連の機能を持ったスタンドアロン型システムです。購買履歴と顧客属性のデータを用いて優良顧客や離反顧客などのセグメントを作成したり、その分布をデジタル地図上に展開することを簡単な操作で行うことができます。従来、エリア分析は高価なGIS(ジオグラフィック・インフォメーション・システム)でなければできなかったものを、当システムでは、その機能を絞り込んでパッケージ化することにより、画期的な低価格を実現しました。

従来より当社では、CRM導入を考えるお客様に向けて、ASP方式で集計・分析機能を提供する「LoyaltyCube(ロイヤルティ・キューブ)」をはじめとして、各種カードやリーダライターの販売、システム構築、顧客データの集計・分析の受託など、CRMを実現していくための一連のソリューションを、ツールの提供から分析までトータルにサポートしています。
これらのサービスに当システムを加えることで、これまで以上に様々な企業のニーズに対応していくことが可能となります。特に小さくテスト導入を検討されるような場合に有効です。また、当システムをベースとして、より大量の顧客データを扱うことやパッケージ以外の分析システムを実装するなどのカスタマイズにも対応可能で、連携するポイントカードシステムの提供もおこないます。

「Loyalty Cube ez」の仕様は以下の通りです。

  1. 標準価格 : 130万円(1都道府県分の地図・統計データ付、追加1都道府県あたり20万円増)
    弊社にてPCにインストールしてご提供いたします(価格にPCなどのハードウェアは含まれません)。統計データは平成7年度国勢調査集計結果から156指標を搭載。
  2. 機能 : 会員データ登録・管理、IR分析(*2)、デシル分析、デシル推移分析(*3)、エリア分析、条件顧客データ条件抽出、抽出データリスト出力、週・月単位の集計情報出力、DMラベル出力など、データ管理・分析・施策実施にわたる一連の機能を備えています。顧客数5万人まで対応可能。
  3. 対応OS : Windows98、WindowsNT4.0、Windows2000

当システムは、12月から販売を開始し、初年度にポイントカード関連の商材を含めて約2億円の売上を見込んでいます。


(1*) デシル分析
顧客の一定期間内の購買金額や来店回数によって、顧客を10グループにセグメントすることにより、グループ毎の売上貢献度を把握する分析。効率的な販促施策立案に役立ちます。

(*2)IR分析
平均来店間隔(Interval)と最終利用日(Recency)の2つの軸でセグメントする手法で、顧客の購買の動態を分析するものです。離反のタイミングをつかむことが可能で、効果的な販促が実現できます。(特許出願中)

(*3) デシル推移分析
顧客の一定期間内のデシル分析によるグループランクの推移の分析。アップ/ダウンに応じてきめこまかく適切なプロモーションを実施できます。

 
 

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