DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2005年11月16日

 

大日本印刷株式会社
尾崎商事株式会社

大日本印刷、尾崎商事 ICタグを使った 衣料用生地原反の個別管理システムを開発

 

大日本印刷株式会社(本社 : 東京 社長 : 北島義俊 資本金 : 1,144億円、以下 : DNP)は、尾崎商事株式会社(本社 : 岡山 社長 : 尾崎眞一郎、以下 : ozaki)と共同で、ICタグを使って、学生服やスポーツウェアなど衣料製造用の生地原反を個別管理するシステムを開発しました。ozakiは、本年11月下旬より、都城工場(宮崎県都城市)で、当システムの運用を開始します。



[ 上 ] リーダライタでICタグを読み取る様子 [ 下 ] 生地原反管理用ICタグ

【導入の背景と目的】

ozakiでは既にコンピュータ上で、生地原反の在庫管理を行っていますが、このシステムは、品種や色ごとの総数管理(総本数および総メートル数)を行うものであり、個々の生地原反の残メートル数をコンピュータ上で把握することが出来ませんでした。また、同じ生地原反であっても、幅が異なる場合があり、これについてもコンピュータ上では管理されていませんでした。
このため、

  • 生産品目に最適な、幅、メートル数の生地原反を選択的に使用することができないため、端部に余りが生じるなど、効率的な裁断パターンを割付けられないことがある。
  • 月次の資材棚卸しは、従業員が、生地原反に取り付けられた紙の札を目視で確認しており、作業負荷が高い。
  • 倉庫出庫後の生地原反の所在が把握できておらず、繁忙期には生地原反を探すことがある。

といった問題がありました。
そこで、資材管理全般及び資材棚卸しの作業負荷軽減と時間短縮のために、ICタグを使った生地原反の個別管理システムを開発、導入することとしました。

【システムの概要】

生地原反1本ごとに、書き換え可能なICタグを取り付け、個別管理を行います。ICタグには、資材コードと幅・残メートル数を記録し、入荷時や、裁断時には、ハンディタイプのリーダライタを使用して残メートル数を書き込み、サーバにも登録します。
このシステムにより、多数の生地原反の中から、生産に適した幅、残メートル数のものを選択することができ、生地原反の効率的な裁断が行えます。また、棚や資材一時置場、裁断場所もICタグを用いて管理する事で、生地原反の所在が明確になり、目的の生地原反を探す手間が省けます。これにより、資材棚卸しや生産時の資材手配の作業効率化を図ります。

【今後の展開】

DNPとozakiは今後、ozakiの他工場への水平展開や、裏地など副資材への展開を推進していきます。また、DNPは多様な業種の企業に向けて、ICタグを活用した資材管理システムの提供を進めていきます。

 
 
 

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